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これはもはや生物の教科書【読書レポート:オックスフォード式最高のやせ方】

今回紹介する本は「オックスフォード式最高のやせ方」

著者はオックスフォード大学の元研究員で医師の下村健寿さん。

あの高須クリニックの高須さんともお知り合いのようで、高須先生のツイートでこの本の感想が呟かれてた。

僕はこの手のいわゆるダイエット本を定期的に読む習慣がある。

もうかれこれ学生時代にコナミスポーツクラブでバイトをして以降ずっとなので15年間ぐらいかな。

なんで読むかというと、シンプルに”変わる”から。

トレーニングやダイエットなどのカラダのことに関する研究は日々行われていて、数年経てば正反対の理論が当たり前になっていたりする。

しかも、この手の分野はメディアを媒介に僕たちの元に情報として届く時には、様々な思惑の中で大きく湾曲されて届くことも多い。

だから正しい知識を得るためには定期的に本を読み、アップデートしていかないといけない。

カロリー計算がどうとか、糖質がどうとか、昔お母さんに言われたことを信じ続けて未だに言い続けている場合ではない。

いつまでもワイドショーでみのもんたが紹介したものを食べときゃいい訳じゃない。

「痩せる」ということの本質はカラダを知ること

そんな中で読んだこの本「最高のやせ方」は、もはや生物の教科書だった。

なんか簡単なダイエットノウハウだけが知りたいとかそんな人にはお勧めしない。

ただし、そんなハウツー本だけ読んで実践してても痩せない。

正しくは痩せ続けられない。痩せた体をキープし続けられない。

ということをこの本が証明してくれてる。

この本で「最高のやせ方」として実践した方がいいと書いてある内容はこんな感じだ。

・空腹時に運動する
・運動は低強度の運動を30分以上の長時間する
・運動後は食べる
・食べ過ぎない(自分の体の維持に必要な分だけ)
・食べなすぎない(24時間以上食べない時間を作らない)
・夜寝る前3時間は何も食べない

どうだろうか?なんか意外なことがあっただろうか?

この本が提唱する「最高のやせ方」には特に意外なことは書かれていない。

みんな「最高のやせ方」と言われると、画期的で斬新な方法とかを期待しちゃうと思うが、そんなんではない。

ただし、上にあげたみたいなこれまでも言われてきた普遍的なことをしっかりと科学的に生物学的に解説している点がこの本の凄いところ。

もう「ミトコンドリア」とか何回出てきたか分からんよ。

TCA回路からのATPとか本当に何年ぶりだろう。

マジで生物の教科書すぎて高校生にあげたい。

この本を読むことで、間違いなくカラダの仕組み、中でも人が栄養を取ってそれをエネルギーとして使う、余った分を貯める仕組みが本当によく理解できる。

「痩せ」の基本は自分のカラダを理解すること。

そりゃ当然だ。

ホルモンのことを勉強したくなった

僕はこの本を読んでちょっとだけ生活習慣をイジッた。

得た知識は使わないと意味がないので、勉強するたびに生活に落とし込むのがもはや癖みたいになった。

そのおかげで家族や周囲からは

「もう辞めたの?」

「また新しいことはじめたの?」

「影響されやすいね」

と言われ続けるが、そりゃ何が正しいかなんてわからないし、正しいことが正解とも限らない世の中で、変わり続けるのは当然だと思ってるから特に僕は気にも留めない。

そしてそんな僕はこの本を読んで今度は、ホルモンのことを勉強したくなった。

この本にもインスリンやアドレナリンなどたくさんのホルモンが出てきたが、僕もこの本を読む前日にちょうどこんなツイートをしていた。

どうぞキモがってくれて結構だ。

この本のおかげでやっぱホルモン大事だと確信したので、来月はホルモンの本を買おうと思って今からニヤニヤしてる。

あっ。


多分今ドーパミン出てんね。

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原田 光
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