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仕事

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仕事のことやビジネスに役立だったらいいなあ、という記事を更新しています。
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note社の成長を担う事業開発担当を募集します。クリエイターを支援し、一緒にクリエイティブの本拠地をつくりませんか

noteは2022年4月7日に、創立8周年を迎えました。昨年の1年間を振り返るだけでも、個人・法人のクリエイター支援のためにさまざまな新しい試みに挑戦。多くの施策を実現してきました。 たとえば、「クリエイターエコノミー協会」の設立や企業のメディア運営を戦略から支援する「note pro マーケティングパートナー」の発足、出版社の編集チームが企業のnoteを編集するオウンドメディア制作サービス「note Brand Story」の開発などです。 社員数もこの1年で、約120

リーダーとメンバーが知っておくと、心が楽になる3つの理論

最近、新しいミッションが決まり、自分がマネジメントしているチームから離れることが決まりました。 関連する引き継ぎ進行中ですが、新しいリーダーと、新しいリーダーを迎えるメンバーに向けて、僕が知っていて心が楽になった3つのリーダーシップ理論を、よい機会なので置いておきます。 そもそもこういうタイミングって、両者気負ってしまいやすいですよね。 でもこの3つを知っていると、リーダーとメンバーがお互いの役割を尊重して、自然体でチームを運営していけると思います。 もちろんこういうタ

チーム力を上げ続ける、永久機関フォーメーション

ビジネスはチーム戦です。 自分ができないことをほかの人にお願いし、役割分担して得意なところに注力。チームで連携し、どんどん新しい効果的な仕組みを導入、全員で力をつけていく。 これができれば理想ですが、 ・自分や他人がなにが得意なのかわからない ・どう役割分担すればいいのかわからない などなど、実際に運用しようとするとけっこう大変。 最近、チームのみんなに役割分担の話をすることが多かったので、自分が意識しているチーム戦のためのノウハウをまとめてみました。 今から紹介

「チームの目標設定や戦略づくりってどうやっているの?」を図で説明してみました

チームで仕事をしていると「全員の課題意識がそろえられない」「目標に対する考えがバラバラ」といった、関わる人の認識の違いからチーム運営がうまくいかないケースがよくあります。 結果、チーム目標やメンバーの目標設定がちぐはぐになり目標達成もしない。 「事業開発」という役割名称がついたのはnoteに入ってからですが、過去9年間、複数の部署・事業にかかわってそんな状況を「整理して前にすすめる」仕事をずっとしてきました。 どんな部署、どんな事業でもチーム戦をするのであればリーダーは

「個人目標ってどうやってメンバーと設定するの?」を図で説明してみました

リーダーにとって、メンバーの目標設定と振り返りは毎回緊張するもの。 会社の期待に答えなければいけないし、メンバーの成長や給与、そして納得やモチベーションといった、チーム運営における重要要素が集約されたポイントです。 会社・チームの成長と個人の成長を最大化するための目標設定が最終ゴール。 そんな中、リーダー、メンバーともに腑に落ちない目標を設定するのは、お互いの不幸のはじまり。そんな目標だと納得感がある振り返りや査定ができるはずもありません。 前職はMBO型の目標設定を

日本の未来をコスパよく知れる一冊 『2040年の未来予測』

最近、めっきり本を読む力が落ちました。 読んでても頭に入ってこなかったり、時間がかかり途中で完読を諦めたり。図書館で年間100冊以上借りてた中学生のころをピークとすると、おそらく半分以下ではないでしょうか。 考えられる原因は3つ。 1.ネットの単発記事やSNSにふれる時間が増え、情報インプットの反射神経はよくなったが、持久力が減った。 2.kindle読書になったので、紙の本と違い「どこまで読んでるか」「どこを読んでいるか」の全体像が見えず、心が折れやすい。 3.海

組織として「伝える力」を獲得するための3つのステップ

noteの法人向けサービスnote proの事業に関わってから約4ヶ月。 もともとぼくはWEBメディア出身で、5年ほど前から企業にオウンドメディア構築の提案をしていました。当時から、 インターネットの発展により個人が発信する情報が世の中にあふれ、今までのやり方では企業のメッセージは届かなくなる。企業やブランドは、伝えたい情報を有益なコンテンツにし消費者に届ける=メディア化しなければならない。 と言われていました。(コンテンツマーケティングの考え方ですね) この前した、

note事業開発として3ヶ月(体感1年半)でやったこと

noteに二人目の事業開発として、2019年12月に入社し3ヶ月。毎日ものすごいスピードで起こる状況の変化を感じながら楽しくやっています。 この記事は、これからnoteで働いてみたいと考えている方に向けて、自分の棚卸しも兼ねて、この3ヶ月間でやった仕事についてまとめてみました。 そもそも事業開発ってどんな仕事?外資では一般的なようですが日本ではあまりなじみがない職業らしく、定義も会社によって違うそう。 その中で、こちらの記事でトレタの中村さんが説明されている内容がわかり

イノベーションのジレンマに翻弄される人間を現在進行系で描く 『2050年のメディア』

文藝春秋出身で現在慶應SFCで特別招聘教授を務める下山進氏が、読売新聞、日経新聞、ヤフー3社の2000年代のメディア三国志を書いた本。 もともと自分が新聞記者志望→ネットメディアビジネスサイド、という感情移入度高のキャリアであることを差し引いてもホント面白かった。 好みのあった小説と同じように、自然と隙間時間も惜しんで一気に読了。 この本の主役はメディアの記者ではなく、それを支えるビジネスサイドの人たち。メディアに関わる人もそうですが、今の日本に共通のテーマを内包している

noteの事業開発担当になりました

12月1日をもってオールアバウトを退職し、ピースオブケイクのnote事業開発担当になりました。 11月もお手伝いで顔を出していたので、ご挨拶させていただいた方もいましたが、正式入社は本日からとなります。 ひとつの区切りの記録として、いま考えていることをnoteに残そうと思います。 オールアバウト=青春時代13年前の2006年、24歳のときにJTBに入って1年立たずにオールアバウトに転職。 メディアの広告営業から、投資先のECサイトでマーケティングやオペレーション、またメ

【読書メモ】ファンベース ──支持され、愛され、長く売れ続けるために

さとなおさんの「ファンベース ──支持され、愛され、長く売れ続けるために」を読了。 常連の飲み屋に通う頻度が増えたり、コミュニティに入ったり、釣りやカヤックのFacebookのグループに入ってみたり。 仕事ではカスタマーサクセスという言葉に妙に反応したり。 そんな最近の自分の行動は、ファンベースの世界を傍で見ながら「ああ何かに熱狂している人は羨ましいな」と思ってのことだったんだなと、カチンとつながりました。 自社のプロダクトを愛して、本音で顧客と向き合いたいと思っている

AI時代を生きる僕たちを 幸せにするビジネスとは?日本経済新聞社主催 COMEMO ウェルビーイング✖️ビジネス#1【イベントレポート 】

本日参加したイベントレポートです。僕が興味があった部分にフォーカスして、また一部自分の言葉に直して記述しています。間違いあったらごめんなさい。 ■全体を通しての感想 イベント中ではあまりビジネス面への言及が多くなかったが、個人的には未知のものへ踏み出すサポートをするビジネスがこれからくるんだろうなと思った。チェンジ支援。 実際にライザップ的に後押しするのもあるし、後方の憂いをケアするものもあるだろう。(意識高い疲れある人も多い気もするし、後者の方がマスかも) ただ基本は「

日本流イノベーションの可能性 「アート思考と身体」日本経済新聞社主催 COMEMO アート思考✖️ビジネス#2【イベントレポート 】

▪️登壇者 能楽師 安田登さん 演劇家 藤原佳奈さん 起業家 若宮和男さん(ファシリテーター) ・若宮さん 起業家としてスタートアップ経営。元々は建築家。大手企業の新規事業経験。東京大学にてアート研究者。両者をつなげる。 ・藤原さん 舞台の脚本と監督。 ・安田さん 基本は能楽師だが会社の役員したり、3Dとかゲーム開発とか理研でAI研究など色々やっている。 <若宮さん> ▪️今日のキーワード「わからない」 アート思考はすごく新しい考え方というとそうでもない。 でもビジネ

なぜか読後感は明るい。 書評『平成はなぜ失敗したのか 失われた30年の分析』

幻冬舎 (2019/2/7) 僕が今参加しているNサロンで情報整理術ゼミの講師をされている野口悠紀雄氏の新刊です。 不勉強でゼミに参加するまで野口氏のことを知らず、まずは著作を読もうということで購入。 野口氏は1940年生まれの78歳。 東大工学部から大蔵省へ。実務経験を積み、そこからエール大学、一橋大学、東京大学・・・と学術の道へ。現在は早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問および一橋大学名誉教授を務めていらっしゃいます。 文筆業も非常にさかんで「超・整理