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【読書メモ】ファンベース ──支持され、愛され、長く売れ続けるために

さとなおさんの「ファンベース ──支持され、愛され、長く売れ続けるために」を読了。

常連の飲み屋に通う頻度が増えたり、コミュニティに入ったり、釣りやカヤックのFacebookのグループに入ってみたり。
仕事ではカスタマーサクセスという言葉に妙に反応したり。

そんな最近の自分の行動は、ファンベースの世界を傍で見ながら「ああ何かに熱狂している人は羨ましいな」と思ってのことだったんだなと、カチンとつながりました。

自社のプロダクトを愛して、本音で顧客と向き合いたいと思っている人にオススメ。

以下、雑多ですが心に残った箇所&感想メモ。

商品ではなく、大切にしている「価値」でコミュニティが生まれる。
G:それは誠実なやり方か、自分に問いかける
H:本業を細部まで見せ、丁寧に紹介する
I:社員を大切にし「最強のファンにする」
社内=社外なのであれば、社内の共感=社外の共感である。社内の愛着=社外の愛着である。そして、社内の信頼=社外の信頼である。社員たちの感情が、そのまま外に出ていくと思ったほうがいい。

・今だと自社の商品に自信のない、偏愛していない人が多いのでは。
・偏愛している人を大切にする会社が必要。
・社内に偏愛にロジック(儲け)を付与してあげるパートナーがいる。

・自社にとってのファンをどこに置くか。顧客。買ってくれる人、調達先、etc。
 マッチングビジネスなど、顧客が複数いる場合は絞るのと優先順位が大事。

・金銭の授与(買ってくれている)は大事。
例えば広告モデル。無料だとプロダクトの価値がわかりづらくなり、顧客のセグメンテーションが切れない&声の大きいフリーライダーが交じる。

・最近、自分自身も「常連」になりたい感あり。
  恵比寿の喫茶店。ケーキくれる。
  地元の焼き鳥屋。先代がなくなってから常連に。
 選択肢が多すぎる。「居場所」「居心地」「つながり」にお金をかけたい。
 3rdプレイス。家族と会社以外の他のコミュニティが欲しい欲。何かに熱狂したい、ファンになりたい人は増えているのではないか。

・自分の好きなことを分かっている人は強い。愛着を堂々と語る覚悟が決まる。

・キレイゴトは大事。キレイゴトにこだわらないと、人生はつまらないしイイ顔して死ねなさそう。


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