【詞】春雨スープ
インスタントの春雨スープを飲んで、
一息ついたら、隣の家の窓に明かりが、
そうして今日はまた終点へ
向かっていくもので、
あっという間なもので。
例年より雪の積もった街も雪解け
街路樹に新芽が顔を出して、春を告げています。
気が付けば、天井を遊泳している抱負などを
すこしずつ摘み取って叶えていきたいものです。
ぷかぷかしたスープの湯気に
ここでやっと冬眠から覚めたみたいに
日々は目くるめく、駆け抜けていきます。
猛烈な寂しさを感じて
加速度を増していく夜の雨みたいに
今、そうして目くるめく、駆け抜けていきます。
インスタントの春雨スープを飲んで、
一息ついたら、夜を纏った瞼に
やっと朝の光を送るのです。
だから春雨飲みたい。
だから春雨飲みたい。
春雨スープが飲みたい詞です!
最近投稿した詞です!
🌸!☂️!