【詞】虫と夏
様々 虫の音色が響く夜
灯りの下、私は微かな期待や
静かな呼吸のなか、
賑やかに唄う虫達を網で掬って
何となく昔に戻った
振りをする
振りだけする
子どもの頃、よくしていた
虫とりも、しなくなったな
夏は優しくて、どこか寂しいから
やっと飲める様になった
ビールを 口に傾ける
涙が出そうでも、月が拭ってくれそう
灯ろうを浮かべて遠く
夏祭り、街がなつかしい
私の蒼さの全てと
透明さの全てを
空を見ると思い出す
あの嘘 その嘘 のなかの 本音も
もどかしさも今じゃ
ないと思った方が気楽さ
子どもの頃の夏と
見え方も変わってくるな
季節は 側に居るようで
不確かな物で 不確かな物さ
やっと飲める様になった
ビールを 口に傾ける
涙が出そうでも、
月が拭ってくれそう
拭いてくれそう
以前投稿した
"暗いのかな?(詞もあるよ!)" より
詞部分を載せました。
制作当時は"夏"ですが、
もう季節も変わり目ですね、
どの季節もすきなのですが、
夏、よかったな〜〜〜!