【詞】Meow
純文学の方に行った猫
僕の横目に風の種が笑ってます
純文学の方に行った猫
書店の扉 開けて
僕の論理や感情は蕾です
起床して読む本に君を感じます
僕の論理はいまだに未熟です
深く炒って その時を見出してます
見上げる 果実の時雨 雨予報
瓶に入れて 飲み干す人たちよ
俯く 思わぬ暗幕 曇天の実が
空に生えていく いきます
夏終い 笹舟がひとつ浮かんでる
純文学の方に行った猫
僕の横目に風の種が笑ってます
純文学の方に行った猫
書店の扉 開けて
比例する 喩えのない貴方への想いやら
あの本のページと膨らんでいく
数を数えて 気付けば百をこえていた
こえていた
見上げる 果実の時雨 雨予報
瓶に入れて 飲み干す人たちよ
俯く 思わぬ暗幕 曇天の実が
空に生えていく いきます
颯爽と 猫が 野良駆けてく
額に入れて 絵になる瞬間
文学的に現すよ そろそろ空がひとつ
日溜まり 糸垂らす
糸垂らす
掬ったネオン
光になる
崎山蒼志さんの"su.i.e.i"という曲を聴いて
出来た詩です。