【詞】Camp(仮)
"あの星座の名前は何?"
夜空に指を向けて話す君
細かく星を見ることは
そういえばなかったな
蠍、魚、羊たち
流れ星を手に遊んでる
星の刹那の更なる刹那くらいの僕や
この陸は
透き通った形だけれども
時々、暗がりが沁みていく
笑った顔も むかしの方へ行ってしまいそう
"哀しい顔しないでよ"
そう横から君の声
夜空の星とどこへ行こう
どれくらい遡れば
僕は星々を知れるのだろう
永い永い髪の様な銀の河
しずかに見上げる
透き通った形だけれども
時々、暗がりが沁みていく
笑った顔も 夢のなかのひとつになりそう
"わすれた振りして居ようよ" と
側で笑いを溢す君が
朝を招いてる
朝の顔になる
朝日は幼い果実みたいで齧ってみたい
薄く浮かぶ雲の味
嘘を見透かす あの世界 手を振って
なびいた枯れ葉 何千里 遠い方へ