(詞)雑感Ⅱ



言葉の端がうねりだしたら、
紙のなかでさ、うねる先から
作られていくサンゴ礁。
文字で作られたサンゴ礁。

。。

浅瀬から深くまで行くと
黎明れいめいの記録のむれが
冴えた視力で嘘を見抜くみたいだ。

。。。

人々のそれぞれの
日々の章節は、はじまりから
変わりが見られるから面白いのです。

。。。。

そして季節の変わり目には
前の季節のおもかげが
足元辺りに魚みたいに泳いでいるから
そうすると一つ大きくなったと感じるのです。



お久しぶりです!

こちらの文章は、各"。"のところから
4篇の詞として見てみてもいいですし、
ひとつの詞として一気に読んでみてもいいですし、
見方は自由です!


今回はⅡということで、前回の"雑感"は
こちらから見れます。


最近、投稿した詞です。

🐟🐚

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