のなめ

生きている限りエッセイは続く。なんて、星野源さんのエッセイを読んで思いました。熱量高めのエッセイ有✓

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生きている限りエッセイは続く。なんて、星野源さんのエッセイを読んで思いました。熱量高めのエッセイ有✓

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今はいないあなたを 目の前に現して

あ〜〜〜星野源さんに会いたいんじゃ〜〜〜。 7月26日、月曜日。自分は星野源さんとお会いする夢を見た。ラジオブースのようなところで、ただただ焦りながら星野さんに話しかける自分。それを楽しそうに、時には手を叩き体全体で大笑いしながら聞いてくれる星野さん。移動した先でも自分は焦ってるし、星野さんは笑っている。 自分の息が切れる音で目が覚めた。部屋の天井を見つめ、今自分は布団の中にいると認識し、先程の光景が夢だと漸く理解した。今では何を話したか覚えていないけれど、その時強く認識

    • さよなら27歳。おかえり27歳。

      先日誕生日を迎えました。ありがとうございます、ありがとうございます。きっと貴方は心の中で「お誕生日おめでとうございます」と唱えてくれたことでしょう。届いてますよ。 誕生日を迎えていつも気を付けてることが年齢の書き間違いです。特に健康診断で、「ええと、年齢いくつだったかな」とボケをかましたら検査が追加されるかもしれません。すまし顔でさらさらと年齢を書くようにしてます。といっても去年書いてた年齢にプラス1するだけです。プラス1さえ忘れなければ大丈夫なのです。今日も今日とて自分は

      • 幸多いからんことを

        「この3人の中で一番最初に恋人ができた人に、他の2人はケーキを驕るなんて、どう?」  私と古賀は顔を見合わせた。発言した当の本人、笹村はじっとスマホを見つめている。笹村の好きなアイドルが熱愛報道だって。学校帰りの、いつもの喫茶店。私はなんてことのない情報提供のつもりだったが、笹村はそうではなかったらしい。恐ろしい勢いでスマホの上で指を躍らせては、数多のニュースを食い入るように眺めて15分。私も古賀もとりあえず笹村を放っておいて、紅茶のポットを空にしたところだった。  ケーキの

        • もう少し楽に買い物がしたい

          その商品をなぜ買うのか。どうして買いたいのか。理由がないと買い物ができない人がいる。まあつまり自分のことなのだけど。 例えば、ほしい服が合ったとする。すると、頭の中でこんな会議が行われている。 ポジティブな自分:この服可愛い! ネガティブな自分:けど予算オーバーだ。 ポジティブ自分:でもこの組み合わせ素敵! ネガティブ自分:それ以外にどの服と組み合わせていいかわからない。 ポジティブ自分:それに今家に大量に服があるし。 こうしてネガティブ意見が過半数を占めることで「悩んだ

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        今はいないあなたを 目の前に現して

          性欲のビックバン

          性欲が爆発した。お盆期間中のことである。 あ、お察しの通り以下真面目に下ネタ考察してます、お気を付けください。自分だってね、不特定多数の人が見るインターネットに自分の性欲事情を書き連ねるなんてどうかと思いますけど、リアルで聞いてくれる人いないんだもの。ネットの海に流したら誰か聞いてくれるかもしれないじゃない。 皆さんは「性欲が爆発した」と思ったことはあるだろうか。自分はついこの前。お盆期間中にビックバンした。颯爽と現れる馬のように性欲が蘇り、お盆が終わるとサーと引く波のよう

          性欲のビックバン

          あくまで両極端な話だけに搾って考える

          なぜ同性同士は結婚できないんだろう。 自分は同性も異性も恋愛対象だからこそ、不思議で仕方がないのだ。 自分が同性とも恋愛ができると気づいたのは結構最近である。4年前だろうか。とっくに成人していたが、社会のイロハを学んでいた、そんな青臭い時期である。 なんと既婚者の同性からアプローチされましてね。自分は恋に落とされて付き合う直前まで既婚者って知らなかったわけなんですけど、なぜかその既婚者のパートナー公認で付き合うことになりましてね。いみふ~~~。 と、ご近所さんに一週間分の

          あくまで両極端な話だけに搾って考える

          ちょっと痩せた気もする

          スープはいいぞ。スープの作り方を覚えていたら大抵どうにかなる。夏は冷静スープ、冬はあったかいスープ。スープがぱっと思い浮かばない人は鍋でもいい。とにかく煮込み料理はいいなということを、1人暮らし歴3週間の自分が実感したから、ただただ伝えたいのだ。今のところ、外食はしていない。 まずスープを作れば野菜が取れる。野菜を切るのがめんどくさい?いらんいらん。今ではもやし、キャベツ、ニンジン、ニラなどが食べやすい大きさにカットされている「カット野菜」が売っている。それが100円程度で

          ちょっと痩せた気もする

          いつか海に帰る

          白い船が視界を横切り、ふと意識が浮上する。その瞬間、静かな波の音も、潮風が頬にあたる優しさも、鼻を擽る磯臭さも、海の要素1つ1つを全身で感じて、ほっとするのだ。 浜辺に座り海を目の前にすると、決まってぼーっとしてしまう。雲一つもない青空は特に、空と海の色が混じりあってただの青となり、眺めているだけでどこまでもどこまでも、意識が水平線に溶け込みそうなる。自分が何者か忘れそうなほど没入してしまうが、ちゃんと意識が戻る瞬間がある。浜辺にいる人が「海だー!」なんて、大きな歓声を上げ

          いつか海に帰る

          はい、恥ー部

          他人に恥部をさらけ出したことがありますか。自分は現在進行形でさらけ出しています。 いや、あの、これはあくまで例え話であってですね、露出狂云々の話じゃないんですよ。あっ、石を投げないで!どちらかといえばそういう猥談はしたい方、 話をもとに戻そう。 自分が言いたい恥部とは、心の恥部である。 枕に顔を埋めて「あー!!」と感情のままに絶叫するような思い出したくない体験。発狂しながら髪を搔きむしり、天を仰ぎみるような恥ずかしい記憶。一生墓場まで持っていくと固く決意した失敗談などな

          はい、恥ー部

          魔法の言葉です、下ネタじゃないです

          魔法の言葉は本で教わった。星野源さんのエッセイ「よみがえる変態」にて、「「おっぱいを揉みたい」と言うだけで全てがどうでも良くなり、気持ちが楽になる。」と記述がある。これを考えた人は天才。心の中でスタンディングオベーション。 こんな生活の知恵が溢れる程度には、世の中には死が溢れている。自分は自分に死んで欲しいと思うが、中にはめちゃくちゃ波長が合わない相手がいて、やることなすこと全然合わなくて、ドラマや映画なら一つの作品にもなるだろうが、ここは現実世界である。そういう逃げ場がな

          魔法の言葉です、下ネタじゃないです

          お盆には食べ物が似合う

          お盆。 飲食店のアルバイトをしていた自分だが、食べ物を運ぶ道具よりも、亡くなった人達の霊を祀る行事の方が印象が深い。 とはいえ、自分は身近に亡くなった人がいない。 いや、正確には母方の祖父が亡くなっている。それに、直属の上司が亡くなったことがある。しかし祖父は、自分が産まれる前には既に亡くなっているので会ったことは無い。また上司は直属とはいえ、自分含めた派遣を纏める仕事をしていたため、数ヶ月に1度しか会わない存在だった。「最近どう?」とタバコを2本も3本も消費する上司相

          お盆には食べ物が似合う

          そして、エッセイはつづく

          会社でお詫びのメールを書いているときにふと思い浮かんだ。 そうだ、エッセイを書こう。 自分はよくこういうひらめきを仕事中に起こす。そして仕事中にもかかわらず、このメモ書きを作成しているわけだ。あ、お詫びのメールを別の人が出してくれた。あまりにも自分がメールを出すのが遅すぎて、しびれを切らしたのだろう。さすがにそろそろ仕事に戻らないとまずい。そんなことを書きながら仕事に戻るまでの時間をじりじりと稼いでいるわけだが。あ、上司が席に近づい 間 帰り道、行きよりも軽くなったリ

          そして、エッセイはつづく