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命って奇跡の連続なんだと思うよ【イジメについて思うこと】
⭐️ここに書くのはママが思うことです。育ってきた環境や立場でとりかたに違いはあるかと思います。こう思っている人もいるよ〜〜。と受け取ってくださいませ。
ママは父を幼い頃に亡くしている。昨日まで一緒にご飯食べていた父が動かない。その事実に小さなママには受け止められずに、ほんとかな、ほんとかな、小さな頬っぺたを小さな手で何度も何度も、頬っぺたが赤くなってじんじんするまで叩いてしまったりした。
命ってなんだろう?
生きてるってなんだろう?
考えていた。
考えても答えは出ないけれど考えていた。
どんな世界なら父は死なずに済んだんだろね?
こころをズタズタにしてしまったりした。
仕方のないこと、諦めるにはママは幼すぎたし、小さなママの気持ちに寄り添ってくれる大人は傍にいなかったんだよ。
大人は強いね、
子供は弱いね、
大人も弱いときあるね。
大人になったら、わたしは私の正義を貫くと決めた。人と人が出会い、共に同じ時代に生き、話が出来る、笑い合える。それは奇跡の連続なのだ。
どこか一つなくしても成し得ないこと。
だから、大事にしたい。
自分も、共に同じ時代に生き出会ってくれた人を。
髭の記事でも書いたが、毛が伸びるということは生きているということ、毛の一本にさえ命は輝いている。命は尊い、尊さを大事にするということをママは父から教えられた気がするのです。
父は髭が濃かった、ジョリジョリして、「痛いだろ〜〜っ」とクシャクシャの顔をして笑う父がママは大好きだった。だからママは排水口の掃除が出来るのを幸せに思うのだ。
「も〜〜まぁたパパの髭が詰まった!!」ってね。
髭で笑い合える「優しい世界」になったらいい。多分ママは夫の髭に父の面影を見ているのだ、夫は息子をとても可愛がっている。息子が夫の膝の上に抱かれている姿に優しさをかんじるのだよ。
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優しい世界について、つらつらと〜〜。アラフォーママが最近気づいたこと。
優しさの定義について考えたりする。父は優しい人だった、優しすぎたのだ。周りに慕われていたし死を悲しんでくれる方が大勢いた。それでも小さなママは救われなかった。
好かれたい、いい風に思われたい、敵になりたくない。誰もが思うことだろうし、だからコミュニケーションの本はいつの時代にも売り出されるのだろうし、そこから波及する問題は解決しない。
優しい=優しい
ではない。自分の気持ちを犠牲にする優しさは相手には優しいかもしれないが我が身には優しくない。
優しさは他者に向きがちだが、1番に大切にしなければいけないのは自分自身である。自分を大切に出来る者が他者も大切に出来るし、自分の命は自分が1番大切にしなければいけない。そこは、いけない。と思う。
イジメの問題について思う、優しく他人にNoと言えずに心や身体を病んでしまう人がいる。それを弱いからいけないんだとなじる人がいる。言うのが正義だと思っているのだろう。
で、あらねばならない。
そうあるべき自分が好きだ。
自分で自分を追い詰めてしまう。
父が死んでから、母子家庭が珍しい時代だったので随分と嫌な目にあった。何をされてもそうされても仕方のないことと諦めるしかなかった時代背景があった。
だけれど、あの頃の私に言いたい!!あなたはNoと言うべきだったと、私もあなたと一緒で大切にされるべき人間であって、そこに優劣があるのかとつきつけてもいい権利を持っていると。
誰もが得手不得手がある。人1番努力していても結果がついてこない、または怠けているように見える場合もある。
そこを、自分の自己肯定感を上げるためだけに、馬鹿にして笑う。自分の方がこれだけ出来るんだと示す者がいる。
された側は、Noと言えるものもいる。だが大概はNoと言えずに大人の対応をするのではないか?子供であってもそうしてしまう。正直言ってそれが美徳とさえつい最近まで思っていた。
Noと言える勇気も時には持つべきだ。Noと言える権利を持っていることを忘れてはならない。それは親であってもだ、自分で自分を大切にする権利を皆持っているからだ。
同じ時代に生き、出逢い、話せるのは奇跡の連続なんだよね、広い世界で出逢えたこと、それは奇跡の連続なんだよ。どう考えてもそう思うんだよ。
「はじまる世界」母さんの企画によせた記事。
追記)亡くなった父との想いをお話して、仲良くしているnoterさんが優しいお父さんとの今の繋がりを記事にしていいものかと悩んでくださったことがあります。父がいなくて寂しい気持ちはあるけれど、それよりも、あ〜〜父がいたらばこんな風だったかなぁ。とあたたかい気持ちを頂きますし、ママの気持ちを考えてくれたんだなぁと思うと、それも嬉しいのです。父もきっと喜んでくれています。ありがとう。
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