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石ころを投げた当時から、今思うこと。


私は幼稚園児の頃、子連れの親御さんに追いかけられたことがありました。

とてつもなく怖かった。

だけど追いかけられる理由もちゃんとありました。

幼稚園が終わり、母親との帰り道に、とても投げやすそうな石ころを見つけました。

母親は先に角を曲がり、見られない今がチャンスだと思いました。

好奇心に駆られ、近くにある石ころをどこまで飛ばせるかと、思いっきり道路に投げてみたのです。

石ころを投げることに夢中だった私は、三輪車の乗った子供と親御さんの存在に気づいていませんでした。

投げた石ころは地面に落ちた後、コロコロとその親御さんの踵に向かって進んでいき、見事にぶつかってしまいました。

私はゾッとしてしまい、気づけば親御さんも思いっきりこっちに向かって走っているので、思わず逃げてしまいました。

母親のところへ全力ダッシュで戻り、「どうしたの?」と聞かれても「何でもない」しか言えませんでした。

だけど親御さんが追いつき、「この子が私たちに向かって石を投げたんです!!」とすごい勢いで訴えてきました。

私は怖くて何も返せず、母親は何度も謝って、そのまま家に着いた後、

「一緒に謝りに行こう」と母親に言われました。

私は「嫌だ」と言いました。

怖いから。

前に人がいることにも気付かなくて、なのに私がわざとその方向に向かって投げたみたいになっているのにも少々納得はいっていなかったです。

私の抵抗は何の意味もなさず、近くの公園にいた親御さんの元まで母親と一緒に行きました。

私は親御さんへ「ごめんなさい」と言った後、大号泣。

「気をつけてくださいね」と返してくれましたが、私はこんな経験は二度としてたまるかと決心するのでありました。


私は時折、この経験を思い出すことがあります。

もし親御さんのお子様に当たっていたらと思うと、そっちの方が怖いです。

それに、あの時、直接謝ることをしていなければ、どこかで悪いことをした自分に気づき、ずっと罪悪感を抱えて生きていただろうなと思います。

何かに夢中になると、周りが見えなくなる。

良いことだと思います。

ただ、その夢中になっていることが人の幸せにつながるのか、自分も他人も良い思いをすることなのかは、考えなくてはいけないと感じています。


伝えたかったことはこれで終わりですが、皆さんも石ころを投げたくなったら周りにはお気をつけください(笑)


おわりに


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