私は答えを探すために本屋に行くのかもしれない。
私はよく本屋に行く。
会社からの帰り、休日の買い物のついで、
ふらっと立ち寄る。
特に明確な目的がなくても、
どうしようもなく吸い込まれるように
本屋に入りたくなるときがある。
自己啓発系、小説、エッセイ、ハウツー…
手に取るジャンルは様々で、
その時の自分がどんな状況で、何に悩んでいて、どんな気持ちになりたいのか、
それによって変わる気がしている。
私はきっと、本を通して「答え」を探している。
自分の心にある潜在的な「今誰かに言ってもらいたい言葉」という答えを、本を通して得ようとしているのでないかと思った。
そんな今日選んだ本は、
『フランス流のもの選び』
『たゆたう』
『今日もていねいに。』
日常のノイズや忙しさを精算して
すっきりシンプルに丁寧に日々を過ごしたい、
そんな風に考えている私らしいチョイスだった。
ふらっと目的なく訪れる本屋は
私にとっては、どんな考えでも受け入れてくれるような大きな存在で、そこで本を選ぶという行為は、まるで宝探しのようで胸が躍る瞬間だ。
そこで見つけた『宝物』の中に
ほんの一部、たった一行でも、
「この言葉が欲しかったんだ」と思える答えを見つけると、
それだけで今日の自分の世界が
ぱぁっと開けていくから言葉の力は不思議だと思う。
またきっと
迷った時にはふらりと宝探しに行くのだろうな。
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