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1週間の断水を経験した話。

こんにちは、なみです。
先週は和歌山市北部の水管橋崩落の影響でわちゃわちゃしていたためnoteをお休みしました。
今回は忘れないうちにどう言う状況だったかを残していきます。

始まりは10月3日

夕方にTwitterを見ていると友人があるツイートを拡散していました。
それがこちら。

私はわりと早い段階でこのツイートを見ましたが、まさか紀の川以北がこれ一本とは思わなかったので危機感はそれほど感じていませんでした。
断水が起こる可能性もあるとのことでしたが、広くても水管橋のある地域だけかと思っていました。

19時40分防災無線

一応早くに晩ご飯と洗い物を済ませてひと段落していると防災無線が鳴りました。
情報としては「水管橋崩落のため、断水します。」それだけでした。
いつからなのか、いつまでなのかもわからない状態。
とりあえず慌てて浴槽いっぱいに生活用水を溜め、シャワーを浴びました。
その間も徐々に水圧は弱まって来ており、いつ止まるのかヒヤヒヤしたのを覚えています。

20時20分断水

「あ、飲み水貯めてない」と気付いて貯めようとしましたが時すでに遅し。
一回目の防災無線から1時間もしないうちに断水が始まっていました。
去年にも断水騒ぎがあったときにスーパーから水が消えた覚えがあったのでAmazonで水、ドライシャンプー、紙皿などを注文。
紀の川以南は断水ではなかったので一泊だけ駅周辺のビジネスホテルを予約。
運良く、職場に1リットルの水を置いていたため翌日の水は確保出来ました。

次の日からは

翌日の朝早くに防災無線で各小学校に給水車が来ると放送されていました。
職場ではやはり断水の話で持ちきりでした。
「水なくなったら家で汲んでくるから言ってよ〜」など暖かい言葉をもらいました。
今回は被害が甚大だと言うことで職場から生活用水や飲料水の提供、お風呂も洗濯機も使ってねとのことでありがたかった…!
お風呂は飲料水をケトルで沸かして生活用水と割って頭や身体を洗いました。
シャンプーは泡切れが良くないので水で薄めました。
やはり何日も経った生活用水だったのでかなり肌荒れを起こしましたね…。

仕事の行き帰りなどの道すがらに自衛隊や他の自治体からの給水車をたくさん見かけます。
コロナ禍だし10月にしては暑い日が続いている中で毎日大変だと思います。
でも本当に嬉しくて、ありがたくて泣きそうです✨
私は浴槽に溜めた生活用水でどうにかなるので、本当に必要な方に行き渡るようにしたいと思います。
嬉しいことに管理会社からも8リットルの飲料水と身体拭き、ポリタンクの支給がありました。

---追記---

10月9日復旧

待ち侘びた復旧の日。
夜勤明けだったので帰ってそーっと蛇口を捻りました。
ゴポッゴポッと鳴った後に細く水が流れてきた時は涙が出ました。
その日はまだ復旧しきっていない地域もあったので、引き続き断水のつもりで生活しました。
それでも蛇口を捻ると水が出る安心感は格別です。
初めて水と向き合った1週間。
紀の川を見ながら「こんなにたくさんの水が流れてるのになんでうちの家は水が出やんのや…」と何回思ったかわかりません。

意外と役に立った物

今回、意外と役に立った物がありました。
それは防臭袋。

使い捨ての皿やコップ、割り箸、トイレに紙を流せないので使った後のトイレットペーパーを捨てる用など多岐にわたり、役に立ちました。
赤ちゃんが産まれた友人にあげようと思って買っていた物でした。

あと、水の配送で物流がパンクしたため、ネットで購入する時は置き配を指定するといいことも学びました。
ヤマトのお兄さんが「置き配指定はほんま神」と言っていました。
たくさんの水を運んでくれたことに感謝しかないです。

終わりに

ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回の断水は色んなことを学び、考えた期間でした。
水のありがたさを感じながら、大事に使っていきたいと思います。
復旧にご尽力いただいた方、給水車を派遣してくださった自衛隊、他自治体の方々には頭が上がりません。
本当にありがとうございました。
今回、大変だったね、よく頑張ったと思っていただけたらスキやコメント、フォローくださると嬉しいです😊
それでは!

なみ

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