【旅行記】【史跡巡り】神戸大阪一泊二日の旅
改めて、一泊二日の神戸大阪の旅全体を振り返りたいと思います。
7/28(金)
夜、関東某所を出発する夜行バスで関西に向かいました。
目的地大阪で予約していましたが、「降車場所を神戸三宮に変更する」と運転手に伝えて乗車します。
7/29(土)
朝8時に神戸三宮に到着。某チェーン店のカフェでnoteの記事(先週の速報版)を書きました。
この日のメインエリアは「KOBE三国志ギャラリー」などがある長田区ですが、まだ時間が早すぎる。
そこであらかじめ時間をつぶすために考えていたのが、兵庫城跡。
海運の要所である兵庫津を抑えるために、織田信長が荒木村重滅亡後に池田恒興に築かせたもの。
まず神戸市営地下鉄海岸線の「三宮・花時計前」駅まで歩き、そこで兵庫津には歴史ミュージアムがあるらしいことを知ります。
筆者はここで、次のように考えました。
現在地の「三宮・花時計前」駅、兵庫津のある「中央市場前」駅、メインの「駒ヶ林」駅、そしてJRに乗り換える「新長田」駅と、4駅全てが海岸線の沿線である。
ということは、最初に「兵庫津ミュージアム観覧券付き海岸線一日乗車券(600円)」を買えば、運賃だけでも元が取れる上に、兵庫津ミュージアムの観覧券までついてくる。これはお得だ!
兵庫津ミュージアム
ということで、まずは中央市場駅で降りて、兵庫津ミュージアムへ。
京都から近い港町である神戸兵庫津の歴史的な役割を、(日宋貿易の)平清盛、(日明貿易の)足利義満、(初代兵庫県知事の)伊藤博文など、ゆかりのある偉人を使って説明する流れはよく理解できました。
少しあっさりしているのが戦国時代です。その重要な兵庫津をめぐって、武将たちが奪い合ったはず。
そのために三好長慶は花隈城を築いたし、織田信長は兵庫城を築いた。
というあたりを、もう少し詳しく書いてほしかったところ。
もっとも、このミュージアムの訪問客のお目当ては、レゴとのコラボ企画(姫路城とかをレゴで作るイベントで、兵庫津は特に関係ない)だったようです。
休憩したラウンジの店員さんにも、レゴの人混みはどうだったかを尋ねられたし。。。
また、初代県庁の建物を復元した別館もあるが、これは税金の無駄遣い。そんな余裕があるなら、兵庫城の遺構の調査にもっと予算を使って!
兵庫城跡
中央市場駅の周辺に数か所、兵庫城の遺構がありました。
イオンモールの建設途中で遺構が見つかりました、調査しました、その結果、なぜイオンの建設を認めてしまったのかが不思議。
文部科学省も兵庫県も、イオンから土地を買い取る予算がなかったのだろうか。
それとも、もしも古墳が出てきたら「我が国にとって歴史上価値が高いもの(=文化財保護法)」だけど(皇室の正統性に関わるからね)、「武家の歴史などどうでもよい」のだろうか。
横山光輝ワールド
再び海岸線に乗って、駒ヶ林駅で下車します。「KOBE三国志ギャラリー」・「Cha-ngokushi」については、先週の記事を参照ください。
昼食は、呂布像を見るために「アグロガーデン神戸駒ヶ林」へ歩く途中で見つけたうどん屋さんで。
関西らしいメニュー「ぼっかけうどん(700円)」を頂きました。
そして、駒ヶ林駅から新長田駅まで、結局は地下鉄を使わずに歩いてしまいました。
結果的には、地下鉄に乗ったのは二回(三宮・花時計前駅から中央市場駅と、中央市場駅から駒ヶ林駅)なので、運賃だけでは一日乗車券の元は取れなかったことになります。
しかし、それ以上に駒ヶ林~新長田間の「横山光輝ワールド」を体感することが価値があると判断しました。それは正しかったと思う!
そのあとJRで大阪に移動して、夕食後、難波で宿泊です。
7/30(日)
二日目は、友人と梅田で昼食の予定があります。
その前に、早めにチェックアウトして向かうところがあり、大阪市営地下鉄千日前線に乗って玉川駅で降りました。
野田城跡
一般的に野田城と言えば、武田信玄が徳川家康との戦いで攻めた三河にある城のことでしょう。
しかし信長好きにとっては、本願寺への援軍となる三好三人衆が阿波から摂津にたびたび上陸して拠点にした「野田・福島の砦」のことなのです。(福島の砦は、現在は場所が分からないらしい。)
野田城は遺構が残っておらず、石碑が住宅地の一角にあるだけ。
玉川駅からJR野田駅はとても近い。そこからJRで梅田に向かいます。
新梅田食堂街 松葉
梅田で昼食ということであれば、相当な数の選択肢があります。その中でいくつかに絞っておいて、当日にこの串揚げの店に決めました。
いかにも大阪という雰囲気を味わえて、とても満足しました。とくに感動したのは、玉ねぎの甘さです。
例えばアルコールを2杯飲めば、2,000円くらいになるでしょう。筆者は下戸のため、1,200円くらいで済みました。
午後は、最近サウナにはまっているという友人の勧めで、同じく梅田にある日帰り温泉「大東洋」に。
東梅田 美舟
帰りの夜行バスまで時間があるので、夕食も梅田で。
このお好み焼きの店は、TV東京系列のドラマ「ソロ活女子のススメ」シーズン2で、「ソロ大阪の旅」での訪問先となった名店です。
同ドラマのファンである妻から、「もし時間があったら、ここ寄ってきて感想を教えて」と言われていたのです。
筆者はスタンダードな豚玉(950円)。キャベツの甘みで、見た目以上に満足感がありました。
一人用の席があるということで、ソロ活向きということなのでしょう。
筆者の一つ前の一人席では、女性のソロ客が、おそらく「ミックス玉+焼きそば+ハイボール」という組み合わせで、ドラマの主人公早乙女恵そのままのソロ活女子を満喫!というところ。
7/31(月)
帰りは、日曜22時に大阪OCAT発で月曜朝に帰宅する夜行バス。あれ、そうすると、この旅行は一泊ではなくて三泊二日だったのかな?