寫残録017_“標準レンズの帝王” メチャくもりジャンクの世界 ~CONTAX Carl Zeiss Planar T* 50mm f1.4
レンズの紹介を簡単に
“標準レンズの帝王”と呼ばれているレンズだけあり、ネット上でいくつもの紹介がありますので、ここでは簡単にします。
詳しく知りたい方はネットで検索してみてください。
“CONTAX Carl Zeiss Planar T* 50mm f1.4”
マウント=YASHIKA/CONTAX
レンズ構成=6群7枚
絞り枚数=6枚
最短撮影距離=0.45m
重量=275g
タイプが前期型(AEJ)と後期型(MMJ)があり、前期型と後期型の違いは、後期型はプログラムやシャッタースピード優先のAEに対応していること。見た目では絞り“16”の色が、緑色が後期型、白が前期型。そして絞り羽形状が違います。
スペックなどの紹介はこれぐらいで終わり。
私のプラナー50mmはどんなレンズか
今回紹介するプラナーは、後期型(MMJ)です。後期型は「持病」があるレンズが多いともいわれています。バルサム切れによりくもっているレンズが多いそうです。その症状を「持病」と。
以前、何となくネットで中古の50mmのプラナーを見ていると、「難あり品」の後期型(MMJ)があり、商品説明を読むと「強くもり、撮影に影響あり」とありました。価格は安く、くもりならそれも楽しむかと、ポチっと。
届いたレンズを見てみると、「おぉ」と声が出るほど、見事に“真っ白な強くもり”なレンズで、思わず笑ってしまいました。
ファインダーを通して見ても白く、ピント合わせも苦労しますw
光学のきれいな前期型(AEJ)のプラナーも持っていますので、この強くもりレンズは“別な世界”を楽しもうとポチったのです。
真っ白でふわふわw
このレンズ、楽しめます。
逆光では真っ白けw
順光でもソフトフィルターみたいな写りをします。
ああしても、こうしてもふわふわw
そんなレンズがあっても面白いではないですか。
みなさんもジャンクレンズを楽しみませんか。
後玉から見ると、白くくもっているのが分かるかと思います。
“標準レンズの帝王” メチャくもりの世界を
今回は、Nikon DFにK&Fのマウントアダプターを使っての作例です。
※JPEG撮って出しで、解像度は下げています。
※開放で撮影しています。
いかがでしたか、メチャくもりのジャンクなレンズの写り。
“標準レンズの帝王”のふわふわな世界w
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。