パリ条約4条の3　発明者掲載権

　パリ条約4条の3では、発明者掲載権が規定されています。
　この発明者掲載権というのは、「特許証に発明者として記載される権利」のことです（パリ条約4条の3）。

　「特許証」（パリ条約4条の3）なので、実用新案、意匠については適用義務がありません。ただし、日本では、実用新案、意匠についても考案者、創作者として掲載されます。

　なお、「権利を有する」（パリ条約4条の3）なので、国内法令で権利放棄不可という規定を設けない限り、権利を放棄することは可能です。

・パリ条約4条の3　発明者掲載権

発明者は,特許証に発明者として記載される権利を有する。

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