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ご紹介記事をご紹介

分かってもらえると好きになる

先日、こんな記事を書きました。

すると、この記事を紹介してくださる方がいらっしゃいました。Ahneさんです。Ahneさんといっても、これは会社名らしく、代表はかいとさんという方。療育作業療法士で、療育でお悩みの方に療育のご提案や講義、相談など全面的にサポートなさっている方です。

すでに書籍も出版なさっている凄腕のnoterさんです。そんな凄い方からのご紹介記事だけでもとても光栄なのですが、一番嬉しかったのはその紹介文です。

以下、引用文
「投稿されている記事は、にとうさんの日常のきっかけからどんどん話が広がり深まっていくような構成で書かれており、読み始めたら一気に引き込まれてしまうこと間違いなしです!」

さて、問題です。これのどこに私は嬉しさポイントがあるでしょうか。

はい、考えずに読み進めようと思ったあなた。一度考えてみてください。

・・・

・・・

答えは、記事の構成に触れているところです。

私の記事に限らず、記事には印象深い一文や言葉があります。引用に必要なものはここに集約されています。キーワード、結論、パワーワードなどと呼ばれるものです。

それをピックアップして紹介して論を展開する記事が多いです。私も他のnoterさんの記事を紹介するときも同じ形式。むしろ著者もその言葉につながるように記事を書いているから、それが普通です。

しかし、このAhneさん。何が凄いって、その論を展開する前に構文に着目しているのです。これは著者としてものすごく嬉しい。なぜなら、私が文を書くときに一番気をつけているのが構文だからです。

私はAhneさんご指摘の通り、日常→深掘り→教育への置き換えという文の構成にしています。何気ない日常を、教育の目で切り取り、深めていく。これこそ私でしかできない記事ですし、多様な視点ができる私の強みであると自負しております。

やっぱり意識して頑張っているところをきちんと分かってくれると嬉しいのです。もう好きです笑。分かってくれると好きになります笑。

好きな人には喜んでもらいたい。というわけで、私も記事のご紹介をしようと思い立ち、この記事をかいています。ご紹介記事をご紹介。まぁ、結局自分の記事の宣伝にもなるんですけどね笑。

学校でもよくあるが・・・

ありがたいことにAhneさんが私の記事を良いと思ってくださいました。私もAhneさんの着眼点が素晴らしいと思いました。

学校でもこういったことやりませんでしたか?

「いいとこみつけ」とか「今日のキラキラさん」とかの名前がよくつけられます。つまりは、相手の素敵なところを見つける活動です。一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

いろいろなクラスでその取り組みは行われています。しかし、きちんと機能しているクラスは少ないかなぁというのが正直な印象です。

ありきたりすぎることを言ったり、言う相手がいつも同じであったり、誰からも言われない人がいたり、仕組みだけあって何も更新されていなかったり。

相手の素敵なところを見つけようというのは、「技術」です。ですから、練習が必要です。見つけようと伝えただけでは上手く出来ないのは当然です。逆に言えば、上手になれば自然と出来るようになります。

では、リーダーは何をしたら良いのか。

まず、素敵なところを見つけるというのは技術ですから、その方法を教えることです。当然言葉で言っても実感できないので、手本です。実際にリーダー自身がやってみせる。相手の素敵なところを見つける姿を見せる。これは大前提です。

そして、一番重要なのが素敵なところを見つけていることを褒める・認める・評価するということです。つまり、その行動が正しい方向ですよということを認識させるのです。

技術は理解すればすぐに身に付くものではありません。サッカーのリフティング。バスケのフリースロー。野球のバッティング。包丁の千切り。技術と言われるものは、練習期間が必要です。

コツなどを理解していなくても何度もしていれば、そのうちできるようになるかもしれません。しかし、コツをいくら詳しく鮮明に理解しても一度もしなければ絶対にできません。つまり、一にも二にもやることが大事。素敵なところを見つけるという行動を重ねる事が大事なのです。

とはいえ、人間は人の出来ていない部分を見つけるのはすぐできますが、素敵な部分を見つけるのは本能的にはできないようです。なぜか詳しくはわかりませんが、みなさんにも心当たりはあるのではないでしょうか。

意識的に人の素敵な部分を見つけようとしなければ見つからないのが最初です。だからこそそこに、褒めや評価が必要なのです。

子どもの素敵なところはどこですか

では、あなたはお子さんの素敵な部分を見つけていますか?本当は伝えるまでしてほしいのですが、とりあえず見つける段階で結構です。

親御さんは子どもからしたら家のリーダーです。リーダーが良い部分を見つけることで、子どもも良い部分に目が向くようになります。

「挑戦しろ」「失敗しても大丈夫」「とりあえずやってみたら?」

そんな言葉を何度投げかけても、子どもはやってみようとはなりません。

「どんな結果になっても、良い部分を見てもらえる」という安心感があって、初めてチャレンジをします。

テストの結果の間違った部分だけ見てませんか?

ゲームをした時間だけ、気にしていませんか?

はたまた、我が子ではありません。

政治家の悪い部分ばかり指摘していませんか?

スポーツ選手のミスを見て「おいー!!ふざけんなよー」とか言っていませんか?

良い部分を見ようとするか、悪い部分を見ようとするかは結構大きな差となります。

良い部分を見ている姿を見せる。良い部分を見ていたらそれを褒める。

この繰り返しによって、良い部分を見つけられるようになります。お子さんもそうですが、パートナーもそうです。先輩も後輩も。

Ahneさんは人の良い部分を見つけるのがとてもすごいです。さすがは療育のプロといえます。

noteは他のSNSに比べ、良いところを見つけようとする人が多い素敵な場所だと感じています。これからもみなさんで素敵な場所であり続けられるようにしていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。素敵な一日をお過ごしください。

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