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「身近な人がうつになったら、あなたはどうしますか?」

世間でいう「シルバーウイーク」も、
いよいよ今日で終わってしまいますね。

まあ、私は例によって仕事だったのですが、
いつもよりは早く仕事を終わることが出来たので、
空いた時間を使って、
ネットフリックスで配信している、
以前から気になっていた映画を見ました。

今日は、私が見た映画と内容についての
感想を述べていきたいと思います。
配信で見た映画とは↓

「ツレがうつになりまして」

以前私が、精神科医の水島広子氏との
共同著書「それでいい」シリーズを
解説させていただいた、
漫画家の「細川貂々」さんが書いた本を、
原作とする映画です。

一体どんなストーリー?

映画の内容についてですが、
先ほど述べたそれでいいシリーズの中で、
貂々さんは旦那さんが、
うつ病になった事を語っているのですが、
その経験をもとに本にされたのです。

軽く全体を解説すると、
電化製品メーカーに勤める旦那さんが、
ある日うつ病と診断されてしまいます

病気と向き合い、葛藤する日々を、
現実味のある描き方で、
しかし暗くなり過ぎないように、
表現されていました。

私の感想

では、全体を通してみた私の感想ですが、

「事実をもとにしているとはいえ、
映画なので、多少盛っている部分は、
あるかもしれないが、
大げさな表現がないのが、
かえって現実味を感じさせてくれた」

と言う物になります。

映画の中で、「いや、こんなの現実ではないだろ」
と思うようなシーンや人物が、
全く出てこない分、誰にでもうつ病は、
起こり得るという事を、
実感させられました。

本編の中で、特に私が印象深かったのが↓

・知人が訪ねてきてあんぽんたんな発言をする
・お風呂場でツレさんが……
・雪の降る庭でツレさんが言った一言

以上3つのシーンにあります。

一つ目のあんぽんたんな知人は、
訪ねてきた人がツレさんに向かって、
余計な一言を悪気なく口にするという、
知らなければ私もうっかり、
やってしまいそうな失敗です。

事前知識があれば「余計な事を……」
と思えますが、無いと自分も、
言ってしまいそうなので考えさせられます。

続くお風呂場で……というのは、
仕事で少し余裕がなかったてんてんさんが、
ツレさんに少しきつく言ってしまい、
凹んだツレさんが浴室で三角座りして、
更にシャワーを出して……

その後てんてんさんに発見され、
お互い黙って抱きしめ合うのですが、
何があったのか想像すると恐ろしいです。

身近に理解してくれる人がいても、
恐ろしい事態を招くのであれば、
理解してくれる人がいない、
「敵は身内にあり!!」という状況では、
精神疾患を治療するなど土台不可能な話だと、
痛感させられました。

最後の雪が降る庭のシーンですが、
ある日、ささやかな雪が降って、
庭に出ていたツレさんが「電気が止まって、
電車も止まって、何もかも止まって……」
と小声でつぶやくのですが、
その雰囲気はどこか異様です。

いずれのシーンも、映画なので、
ある程度盛っている部分はあるかもしれません。
ですが、少なくとも私は

「単なる映画だとは思えない、
実際のうつ病患者さんとその家族も、
作中で描かれているような生活を、
強いられているのかもしれないと思うと……」

と非常に現実的な作品だと思いました。

最後は原作本を出版したことで、
実体験の知名度が上がり、
ツレさんが当事者の会において、
自身の経験と思いを語って終わります。

他にもうつ病の患者さんに、
起こる可能性があるとされる、
様々な症状が作中の所々で、
描かれています。

今日紹介してきた映画
「ツレがうつになりまして」は
記事を読んでくださっているあなたが↓

・家族や友人に精神疾患者がいる
・精神医学に興味がある
・表現が大袈裟ではない、
映画を見てみたい。

と思っているのであれば、
ぜひ見るべきです!!

まとめ

日常演舞初の映画レビュー、
今日は「ツレがうつになりまして」を
鑑賞して、あなたに合っているかどうか、
レビューしてみました。

明日またお会いしましょう!!


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