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それってあなたの感想ですよね(23回目)〜世の中に当たり前のことなんて無いんだよ[入院編](第二夜)

さて、昨夜はどのように腰痛が進んでいったかをお届けしましたが、


本日はそこから入院に至るまでの経緯をお伝えできたらと思います。

コロナ禍における救急搬送の裏側などもお届けできるかと思います。


4時間かかってようやく玄関先の荷物を回収したまでは良かったが


立ち上がれる気配はない


とはいえ、ヤツはやって来る



“尿意"である



ついこないだまでは


脚がビリビリしながらではあるが

なんとか便器には座れたのである


が、しかし

立ち上がることすらできない現状で

どうすれば良いのだろうか?


今までの生活において

オムツや尿瓶など

そういった性癖などあれば別なのだろうが

幸いにも、いやこの場合不幸にもだろう


そのようなものは無い


つきつけられた現実

とはいえ、ヤツは確実にやってきている



おおっ、これだっ‼️


もはやここには人間の尊厳などというものは存在しない


簡易的尿器として、

ゴミ箱にして、お風呂場に流す


とりあえずは危機回避出来たが



“便意”がやってきたら

もうこれは対処する術は無い


その瞬間から


何も食べることはできなかった



幸いにも、買い置きしてあった野菜ジュースがあったので、

最悪、水分さえ摂取できれば

人は生命を維持できる


そして、ここで何を考えたのか


一歩間違えれば命に関わる考えをしてしまったのだ


【土日って、病院休みだよね】


はい、アホです


今思えば、ホントにアホでした


正常な考えができなかったのでしょうか


病院が休みなのは外来診療だけです


そもそも自力で立ち上がることすらできないのに

外来診療など行けるはずがねーだろーがっ



そのアホな思考のまま


ほぼ3日間は


野菜ジュースで凌ぎ


月曜の朝がやってきました


忘れもしない8月23日の朝


よし、救急車を呼ぼう


この状況なら救急車を呼んでも大丈夫だよね


だって歩くどころか立ち上がれない


しかもうちはマンションの2階だ


電話をかけようとした時


外が光った



ゲリラ雷雨である


一瞬ではあるが


停電してしまう


幸いにも自動復旧ブレーカーなので、


電気はすぐに点いた


駄菓子菓子、いや


だが、しかし


救急搬送されるのに


この土砂降りの雨では


救急隊にも迷惑がかかる


スマホで天気予報を確認し、雨雲レーダーまで確認して


お昼ごろならば天気は回復する


119番にかけたのはお昼過ぎのことだった


このコロナ禍の中、救急車もフル稼働してるのはテレビの報道でも出ていた


やはり近くの救急隊はではらっていたが


20分ほどで到着するという


慌てて、2日分の着替えと財布、スマホと充電器、イヤホン、保険証は財布に入ってるっと


あとはフェイスタオルを2本ほどリュックに詰め込み

救急隊の到着を待つために

玄関先まで這っていった



はい、いかがでしょうか


死の淵を彷徨うくらいの経験なんて

人生で何度もするものではないですが

なんとか命をつなぐことはできたようです


続きは明日の夜、第三夜にて


ここまで読んでいただきありがとうございます
お手数ですが
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