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すきだのきらいだの

コレ。見た目はいまいちですが最近一番のスマッシュ好打、レンコンを3mm程度に切り酢水に浸け(酢水の工程は省いても無問題)片栗粉をまぶしつけて余分な粉ははたかず(少し多めにつくくらいの方がおいしいと思う多すぎるとアカンと思う)多めの油でカラッと揚げ焼いてカレー塩で食べるとレンコンが嫌いな人でも無限に食べられるのではないかしら。というのも私は子供の頃レンコンが好きではなくて何故なら実家では私が幼い頃たしか煮たレンコンしか出てこなくて煮たレンコンのホクホクした食感が何とも言えず嫌いだったからなのですがある日酢蓮

というものを初めて食べた時うわーレンコンってこんなにおいしかったんだ!と思ったものでしたがこの薄めに切ったレンコンの竜田揚げはチップスよりもぜんぜん分厚いけれど片栗粉の衣がサクサクして身の部分は若干もちもち揚げ物だけれど冷めてもおいしいだろうなお弁当にも使えると思わせる食感であるところにもってきてカレー塩という「コレ嫌いな人っている?」調味料を添えて頂くのだからおいしくない訳がないコレはたまたま見たNHKきょうの料理で放送されていたレシピなのですが番組では1cmより分厚く切っていたものをもっと気軽に揚げたいからと3mmの薄さに変えたものです前々から思っているのですが嫌いな食べ物を誰かに食べさせたいのであれば導入部で油を使って調理するということをしてみると上手くいくことが多いと思う例えばお魚が嫌いであれば竜田揚げにしてみるとかネギ味噌マヨを上に塗ってオーブンで焼くとかそういうちょっとした工夫、そこで突破口を開けてしまえばあとはもうどうにでもなる嫌いな食べ物を嫌いな食べ方で提供し続ければあーまたこれなと思って余計嫌になるのは自明の理、別に嫌いで食べないものがあってもそれがあまりに多岐にわたっているというのでなければ全く問題ないと思うけれど食べられるものが多い方が人生は圧倒的に楽しいおいしいものをおいしいと言いながら好きな人たちと食べられること以上のしあわせはないと思う家族と分かち合える今は本当に今しかなくて今はとんでもなくしあわせだと思う好きだの嫌いだの言っているうちにあっという間の一生なんだよな