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互いに敬意を持つ

今日は、F&PジャパンのMVVの話から、コアバリューとなっている “Respect each other. (互いに敬意を持つ)” について掘り下げて話をしたいと思います。
少し形式ばった固い感じになるかもしれませんが、お付き合いください。

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武道が「礼」で始まるように、仕事も同じものだと思います。
と言っても、常につま先を揃えて話すとかそういうことではないです。

僕はこれまで過去のキャリアの中で、おそらくこのメンバー間の「敬意」が欠けていたと思われることが要因でコンフリクト (衝突) が起きるということをよく目にしてきました。

店長とアルバイト
営業とエンジニア
プロジェクトチーム内
日本の本社と海外の支社
雇われのコンサルタントと正社員

当然に表立っては出てこないことですが、
実際には仕事上の人間関係とは、常にモメゴトと隣り合わせとも言えるかもしれません。

そして、いつも同じメンバーだけで仕事が完結するということは稀です。
新しくチームを作ったり、外部の方と連携してお仕事をさせて頂くことが日常茶飯事として起きます。

このとき念頭に置いておかなくてはいけないことの1つは、
全員が違うキャリアやバックグラウンドを持っているということです。
自分が当たり前だと思っているルールや慣習は、人にとっては全く無意味だったりむしろ逆だったりします。

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僕には空手をやっていた時期がありますが、
「押忍」すなわち「押して忍ぶ」の精神にはしみじみと学ぶべき深いものがありました。
それは決して誰にも教わることはないのですが、、、
忍耐だけでなく、礼節、尊敬、謙虚、鍛錬、精進、感謝と言った意味合いをも含んでいる気がするのです。
(慣れるとこの辺がなんでも「押忍」の一言で済むので便利です)

これは仕事をする上で大事なマインドに非常に通ずるものがあるなあと思っています。

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初めての人と接するとき、まずは相手のキャリアやバックグラウンドを知り、人として敬うことで自然と信頼の素地ができ、やがて円滑なコミュニケーションやチームワークを生むのではないでしょうか。

ふだん同じ目的に向かって活動する間柄として、お互いを仕事上のパートナーとして認め合うためには、尊敬の念や謙虚さを忘れないことが肝要でしょう。
またお互いがパートナーとして一緒に仕事する以上は、切磋琢磨し高め合える関係が理想ではないかと思います。

年齢や性別は関係ありません。あとからジョインした人は先輩を敬い、先輩は後輩の成長を歓迎する風紀が必要です。
実力が信頼を生むのではなく、信頼が実力を生むものだと思っています。

(こちらの記事では、MVV全体を書いています)


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