発達障害・HSP・鬱・愛着障害・アダルトチルドレン〜理解を進めるために②

私は以下の特性を抱えている。
①発達障害(ADHD ASD)
②愛着障害・アダルトチルドレン
③HSP
④鬱
生きづらさを抱える人たちと共に生きていくために、また、理解を進めるために、私の経験を通してこれらがどのようなものなのか伝えていきたい。


①発達障害については、前回書いたので読んで欲しい。


今回は、以下について述べたい。
②愛着障害・アダルトチルドレン
☆愛着障害

愛着障害:愛着障害とは、乳幼少期に虐待やネグレクトにより、母親や父親など特定の養育者との愛着形成がうまくいかず問題を抱えている状態のことを言う。


愛着障害のある子どもは、愛着形成から得られる自尊心や自立心、社会性などが育たずに成長していく。


大人になってから、社会の中で他人とうまくコミュニケーションが取れなかったり、自己肯定感が下がったりして、「人間関係でトラブルを起こす」「うまく自分の気持ちや考えを伝えられない」「人の目を気にしてばかりで疲れる」といった、生きづらさを感じてしまうケースが多い。


愛着障害は2つにわかれる。


反応性アタッチメント障害(反応性愛着障害)
人に対して過剰に警戒するタイプであり、人にうまく頼ることができない。
「自分の存在価値」が分からなくなり、他人を信じられず頼れない、自分や他人を攻撃する、自分の評価が低い、感情を出せないといった問題を起こしやすい。


脱却制型愛着障害(脱却制性対人交流障害)
人に対して過度に馴れ馴れしいタイプであり、無差別に人に甘えることができる。初対面の人にもかまわずべったり抱きつこうとしたり、協調性が欠落していたりと発達障害に似ているとされている。


大人の愛着障害の特徴
●対人関係がうまくいかない
●情緒面が不安定
●アイデンティティの確立が困難


これらがあることで、二次的に以下の病気を発症することがある。


うつ病
心身症
不安障害
摂食障害
睡眠障害
自律神経失調症
境界性パーソナリティー障害


私の愛着障害の原因は、機能不全家族だろう。
父と母は常に口論をしていた記憶がある。
とくに父の怒鳴り声は、隣にも鳴り響くほどだった。
怖くていつも緊張を強いられていた。
また、私は褒められた記憶が殆どなく、厳しい躾のなかで育った。



決して、愛情のなかった親ではない。
ただ、父も母も、愛情のある家庭で育ってきだけじゃなかったから、愛情表現は下手だったとは思う。
また後に述べるが、私自身の特性であるHSPも関係しているように思う。


私は、愛着障害のうちの、反応性アタッチメント障害(反応性愛着障害)だろう。
未だに、誰にも頼ることができなくて、一人で悩むことが多い。
というか、本当は頼りたいのに、どう頼ったらいいのか分からない。


また、「自分の存在価値」なんて感じたことがないから、私なんかすぐ死んでもいいと思って生きてきた。
ODや、手をアザだらけにするといった、自傷行為も、数え切れないほどした。
なぜだか分からないけど、自傷行為をすると、安心が得られるのだ。


そして、私は自分の評価も低い。
「私には出来ない」と思うことが多い。
実際、人より出来ないことがあることも自覚している。(これは発達障害も関係しているだろう)
少し前までは感情を出せない人間でもあった。
感情の波が殆どなく、泣くことなんてなかったと言っていい。
そして私は、二次的な病気の殆どを経験しているように思う。


先にも述べたが、両親ともに温かい家庭では育っていない。
愛情表現が下手なのも理解できる。
だから私は、親を責める気は毛頭ないし、この事実は墓場までもっていくつもりだ。


長くなってしまったので、アダルトチルドレンについては次回に持ち越そうと思う。

いいなと思ったら応援しよう!