アダルトチルドレン克服への一歩

昨夜、両親が怒鳴り合いの喧嘩をしていました。
別に珍しくもないので、「またか」という、割れ関せずな感じで見ていました。


うちの両親は、お互いのことが嫌いです。
だから、普段から会話が極端に少ないです。そして、会話していると思えば、大体、喧嘩です。


どちらか一方と話していると、もう一方から愚痴を聞かされるということが多々あります。


母は粘着質に相手を責め立てるし、父は年齢の割に語彙が少なく(発達障害の影響か)、怒鳴ることしかできません。


それでも、昔はこんな生優しいものではありませんでした。
子供の頃の私は、頻繁に怒鳴り合うことに過度な恐怖心があり、身体を硬直させ心拍数が上がるのを感じていました。


まさにうちは、機能不全家族だったのです。
(機能不全家族:家庭内のコミュニケーションや対人関係が正常に機能しておらず、子育てや生活などの機能がうまくいっていない家族をいう。)


大人になった私は、アダルトチルドレンになり、自己認識の歪みや、対人関係が上手くいかない生きづらさを抱えています。


また、そんな環境で育った私は、ずっと、意見を言う事=怒鳴り合いであると思っていました。
つまり、上手く意見を言うことが出来ないのです。


だから、日頃から我慢することが多かった気がします。
我慢して、我慢して、溜めに溜めて爆発するといった感じです。
治そうとしても、なかなかこの癖は治りません。


昨日の喧嘩を見て感じたのは「毎回、同じことで喧嘩してるけど、ちゃんと話し合えば同じことで揉めないのではないか」ということ。


私にとっては新しい発見でした。
怒鳴り合い、つまり感情のぶつかり合いで終わるから、何度も同じことを繰り返すのではないかと思ったのです。


みなさんからしたら、当たり前に感じることなのかもしれません。
でも、「話し合いで解決」という考えが、これまで私にはありませんでした。
だから、自分の意見を言うのも苦手です。


この癖は、家庭内で解決するのは無理でしょう。
まずは、SNSや職場を練習の場として、自分の意見を上手く伝えてみるよう努力していきたいです。😊


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