精神疾患(うつ状態など)を仮病と思って苦しんできた
私には以下の特性があります。
・ADHD(注意欠陥多動性障害)
・ASD(自閉症スペクトラム障害)
・APD(聴覚情報処理障害)
・持続性抑うつ状態(気分変調症)
・HSS型HSP
・不安障害
・愛着障害、アダルトチルドレン
・境界性パーソナリティ障害
・複雑性心的外傷後ストレス障害(CPTSD)
しかし、殆どが最近知ったものばかりです。
初めて調子を崩して精神科を受診した高校2年生のときは、「うつ状態」とだけ言われました。
そして、23歳になって「統合失調症」と診断名を変えました。
さらに、30歳になって、またそれは違うと「発達障害、うつ状態」という診断を受けました。
それからずっと、39歳になるまで宙ぶらりんの状態で、ちっとも良くならないのに、副作用ばかりの服薬を続けてきました。
最近になって、上記の特性が自分にはあると知りました。
治らないとされるものもあるので、正直、ショックも大きかったですが、不思議と安堵する気持ちもありました。
なぜなら、どんなに一生懸命生きてきても全く良くならなかったので、長年、仮病なんじゃないかと自分を責めていた部分があったからです。
そして、たぶん周りにもそう見られてたでしょう。
しかし、全部の特性が分かって自分でも調べて行くうちに、あまりに当てはまる。
ただの「うつ状態」が治らない訳がようやく分かって少しホッとしたのです。
そして、どれか一つではなく、それぞれが複雑に絡み合っているから、なかなか楽に生きられないのだと腑に落ちました。
そもそもが、「うつ状態」は、ADHDによる「持続性抑うつ状態(気分変調症)」であるから治らない。
服薬して、生活リズムを整えたからといって、治るものではないと早く知りたかった。
だって、楽になるためには、もっと深い理解と、私自身の努力が必要だから。
また、調子が安定しない理由として、他の特性の影響もあることを学んだ。
つまり、「うつ状態」で服薬したからといって、そんなに簡単に楽になる問題ではなかった。
私の場合は「愛着障害」の影響が大きいように思う。
noteには私の抱える特性について書いてきたから、それなりに調べ、理解してきた。
これが良い作用をもたらしていると思う。
治療していくにあたって、全ての特性を知ることは第一段階のように思う。
同じ障害だからといって、皆が同じ対策ではないはずだ。
特に私は、いろんな障害を抱えているから、自分なりの対策が大切になってくると思う。
全ての特性を知ってしまうのは辛いものではあったけど、ようやく仮病なんかじゃないと認められたような気がした。
また前を向いて生きていこうと思う。