【お金をかけない運動習慣】早朝のウォーキングと体操がとても心地よい話
ある日の早朝、自宅の隣にある公園（4.8へクタールもあるそれなりに広大な）を、てくてく歩くところから、人生何度目かの運動の習慣を再スタートさせまして、これが今のところ心地よく継続中。
フリーランスになってから運動不足になりがちで、これまでも時々湧き上がってくる体を動かすことへの気持ちに応じる選択をその都度してきましたが、我ながら今回のチョイスには心からしっくり来ていてとても嬉しいので、この気持ちを忘れず継続すべく、ここに書き留めておきます。
（ちなみに私の運動目的は体温を上げて、しゃきしゃき元気に歩けるように適度な負荷を与えることです）
ジム通いから毎日のウォーキングに
振り返れば今まで、ジムで筋トレをしたりスタジオに入ってダンスやエアロビクスにいそしんでいました。
一時期はパーソナルトレーナーさんにも見てもらい、ジム大好き生活。
フィットネス用の可愛らしいウェアを買ったり着たりして自己紹介欄に「趣味：ジム・トレーニング」とか書いていました。
けれど4年ほど経った頃、結婚に伴う引っ越しが決まりジム退会。
現住まいの近くでダンススタジオを兼ね揃えたフィットネスジムに通うためには、バスに乗る、もしくは電車とバスに乗って通う必要がありまして。
そこで「めんどくさ・・・」の気持ちがぐぐっと出てきてしまい、以降10年近く運動習慣とはほぼ無縁の生活を送ることになってしまいました。
そして2024年の年明けに訪れた人生何度目かの運動欲。
これにどう応じようか、ふつふつと考えていて。でも再びフィットネスジムに通う選択はもうありませんでした。
いや、ジム楽しかったですよ。とっても。
ダンスとかヨガとかエアロ等のスタジオレッスンも楽しいし、筋トレの設備は整ってるし、一番トレーニングしていた時は我ながらめっちゃ引き締まっていたから、ジムの効力ってやっぱりすごいんですよ。でも歳を重ねた今、何かしっくり来ない。
普段ほとんど運動しないのにも関わらず、エスカレータやら公共交通機関を使い、週に一度や二度ジムに通うことに、何だか激しい違和感を覚えてしまいまして。
そこで思い出したのが、自宅近くの例の公園の存在だったのです。
早朝の公園を歩いてみることに
そして1月中旬の朝5時。まだ真っ暗。しかも極寒。
でも1年で一番寒くて暗いこの時期を経験すれば続けられるかも・・・。と思いながら着込みに着込んでダルマのような姿になり、そっと外に出て、一人で歩くことにしました。
公園には、犬を連れた人、（私のように）もくもくとウォーキングをしている人、ランニングをしている人、友達と楽しくおしゃべりしながら歩いている人、歌（浪曲？）を歌っている人、ベンチに座ってただしゃべっている人、そして太極拳をしている人たち。
そのほとんど方達が（おそらくだけど）バリバリ現役から一線を退いたご年齢と見受けられ、おそらく私の両親と同じ年代の方達なのですが、
公園全体に生命力に満ち溢れた空気感がめっさ漂っているのでとても心地よいんです。
空の下で体操もします
そして6時30分になると誰かが持ってきている複数台のラジオに合わせて、総勢で5〜60人、その場にいる全員でラジオ体操をします。
そしてラジオ体操が終わると、もう一つ別の「体操」の会がスタートします。
前述した太極拳も、別の「体操」も、参加費もなければ新規メンバー登録もなく、行きたい時に参加すればオッケーというゆるゆるのコミュニティで、参加者の皆さんはやはり私の両親と同年代か年上の大先輩たち。
私はこのもう一つの体操の会に今でも毎朝参加しています。
最初はこっそりと端っこで参加していたものの、続けるうちに少しづつ顔馴染みの方も増え、今ではすっかり毎朝の楽しみになりました。
（本来ならばこの「体操」の正式名をここに記したいのだけれど、会費を徴収して教室や道場を開いている団体さんが他にいらっしゃるので、、、正式名称の公表は控えます（ごめんなさい！）
この体操が地味〜な動きにも関わらず、筋トレも含みつつで、真剣にやると心地よい疲労を感じる負荷がかかり、朝のエクササイズにはこれ以上ないくらいぴったり。
一人顔見知りになったお父さんは御年80歳ですが、体操の中にあるスクワット動作が43歳の私よりもしっかり深いので、、、私もしっかりスクワットしています（これがなかなかのキツさですが）
ちなみにこの「体操」も前述した太極拳も1年365日、雨の日も雪の日も開催されているというので本当に驚き。
もちろん大晦日も元旦も。元旦は体操が終わった後に初日の出をみなさんで見るそうな。
会費もメンバー登録も一切なし。
365日、1年中、ただただ朝居合わせた人同士で顔を合わせれば「おはようございます」と挨拶をして、毎朝毎朝体操を行う。
なんとも良いコミュニティではないですか。
5時起きて洗面を済ませ、日記を書き、6時から30分歩いて約4,000〜5,000歩。30分も早歩きをすると真冬でも体が暖かくなり（夏は汗だくだけど）、6時半から約30分の体操。
7時に帰宅して、掃除、軽く朝ごはんをいただいて、8時くらいからお仕事開始。
これが今の朝の習慣で、とてもお気に入りなのです。
毎朝歩いて四季を感じる
そして、この新しい朝習慣を始めてよかったと思うこと。それは季節を感じられること。
2月には寒いけれど春を感じる朝日になるのが分かるし、8月の終わりは日中は暑くても朝は秋の気配を感じる。
春と秋がないような気候が続いているけれど、朝外に出てみると春も秋もしっかり存在していると感じる。人生の大半を屋内で過ごしてきた私にとって、これはとても新鮮で大事なことだし、ジムの中だけだと感じられなかった感覚です。
朝の公園に集うみなさんは皆さん本当にお元気。
電車バスを乗り継いでトレーニングしていた頃も楽しかったけれど、特にルールもなく、時には世間話をしながら体操したり、散歩しているワンちゃんに挨拶したりする日常がとても楽しいと思う年に私も差し掛かり、年取ったなと感じつつ、それでも今はこれが大変心からしっくりくる心地よさだと感じるのです！
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