モノをつくる趣味。

この半年ほど、DIYにハマっている。

頭の中で描いたアイデアを形にする為に
ホームセンターで材料を仕入れて
実際にやってみる。

このプロセスが面白い。
単なる作業以上のものがある。

何が面白いのかというと、
計画通りには進まないことだろう。

材料が思ったようにいかなかったり、
想定外の事象が発生したり。

それをストレスに感じるのではなく、
それが発生することが当たり前だという
感覚で楽しむようにしている。

そうすると、この手のトラブルは
逆に創意工夫の機会になる。

例えば、必要な部品がないときに
今手元にある部品で代用できないかと考える。

普段は全く考えないようなことに
頭をフル回転させてみる。

まだまだ初心者の僕が考えることは
結局はワークしないので、
部品を買いに行くことになる。

でも、工具や部品、材料などが
豊富に手元にある場合は創意工夫で
多少のトラブルを解消できそうな
そんな気はしている。

一つのプロジェクトが完成する度に
自分の成長を感じるような感覚もある。

カットやサンディング、塗装など、
たくさん失敗している。

その失敗から学び、
少しずつ次に生かせている手応えもある。

この感覚がDIYの醍醐味なのだろう。

作業中のハプニングや失敗などは
友人と酒を飲む際の笑い話にもなってくれる。

失敗を繰り返しながら成長する自分。
満足度の高い物を生み出せた時の喜び。

作るプロセスにこそ、DIYの真髄がある。

次は何を作ろうかとアイデアを練っていると
週末が楽しみでならない。

仕事や家庭のことばかり考えている生活に
新鮮な息吹を吹き込んでくれる。

そんな趣味に出会えて良かった。

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エッセイシリーズ　〜バックナンバー〜

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#1億円日記 Vol.88