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サボちゃん救出作戦

ジグザグの葉がとても素敵なエピフィルム・アングリガー

https://andplants.jp/blogs/magazine/epiphyllumanguliger#chapter-5

園芸店で一目惚れして家に迎えた。

サボテンの仲間なので名前はサボちゃん。

この葉の形が珍しくて見ていて飽きないし、小さな新芽も可愛らしかった。


…のに

出迎えてから数日後、なんだか土の表面に黄色い粒があるのが見えた。

何か肥料でも含まれていたのだろうか…

と何の気なしに放っておいて、また数日後。

土の表面の黄色い粒が増殖していた。

カビかも…

とそこでもっとちゃんと調べればよかったのだが、

とりあえず表面のカビが生えているところを取り除いた。

水やりの頻度も減らして乾き気味にしてみた。

しかし、

また数日後黄色い粒は増えていた。

ここで、カビだ!とようやく確信。

普通に取っただけではいけなかったのでちゃんと調べると、

「白絹病」

というカビが原因で植物が枯れてしまう立派な感染症だった。

早急に救出せねば!

まだ植物が元気な内に!

と土ごと鉢から取り出してみると

なんと土の奥深くまでカビが…!

可哀想に…

ここまで生えていたとは全く知らずに…

ごめんよ…


これは救出できるのか…

調べた救出策は

カビ土を取り除いて、新しい土に植え替えること。


土を全て落として

絡まっていた根を解いて株ごとに分け

水で根を洗い

念の為家にあったオスバンを薄めて消毒し

株ごとに分けて新しい土のポットに植え替え

バランスが悪く倒れてしまうので竹串を買いに行って支柱を作り

ちゃんとした置き場がないので急遽作り上げたものに置いた

可愛らしい観葉植物からまるで何かの実験中のような姿に

早く気づいてあげられなくて

根にたくさんダメージを与えて

ごめんね、ごめんね…

と呟いていた。


できる限りのことはしたつもりだが、

あそこまでカビが広がっていたら

無事に回復するのだろうか…

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