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民族と地域により”健康の基準”は違う

日本人の健康については、外国の文献を引用しても、ほとんど意味がない。

日本人と外人は違うからです。

例えば、日本人は、アルコールアルデヒドの分解酵素持ってない人が44%。

ヨーロッパの飲める人は100%、アフリカも100%。

お酒を飲んだときに発生する有害物質アセトアルデヒドは、体内の「ALDH(アルデヒド脱水素酵素)」によって分解されます。 ALDHには、アルデヒドが低濃度のときに働く「ALDH2」と、高濃度にならないと働かない「ALDH1」があります。

ADH1とは、肝臓に送られたアルコールを有害なアセトアルデヒド(吐き気や動悸、二日酔いなどの原因)に分解する酵素です。 ALDH2はこのアセトアルデヒドをさらに分解し、無害な酢酸に変える役割を持っています。

牛乳も飲める人は、人種によって違う。

例えば、私の子供(昭和)の頃、「牛乳を飲めば体が大きくなる」ということを信じて飲んでいたが、常に下痢をしていた。

現在は30年以上牛乳を飲んでいません。

パンも同様です。

小麦が白人と違い日本人の身体に良いという歴史的な証明はない。

白人は8,000年前から食べていた。

日本人は、1875年のアンパンの普及からです。

グルテンが日本人の身体に悪いという研究結果はある。

ワカメやゴボウなどは、白人が食べると下痢をします。

海藻類は日本人の需要な栄養源です。

あるいは、日本の縄文時代の貝塚に見られるように世界と比較しても貝類は良く食べた。

タバコを吸うとガンになるというのも民族によって違う。

緯度が亜寒帯(大体50°〜70°)以上のところに住んでいると害が大きい。

白人社会においても、フランス人よりイタリア人の害が多くなる。

暖かい所に住んでいるとタバコの害が減る。

民族と気候によって違う。

尚且つ、ガンは喉のガンか肺の奥のガンかによっても違う。

コレステロールの害は、民族間で比較が出来ない。

コレステロール:人間の体に存在する脂質のひとつで、細胞膜・ホルモン・胆汁酸を作る材料となっている。 血液中において過剰もしくは不足した状態になると、動脈硬化などの原因となる。 人間の体に存在する脂質のひとつです。

白人はコレステロール350以上摂っている。

日本人は200〜250です。

野菜を「350グラム食べましょう」という。

「1日に野菜を350g食べましょう」という言葉を聞かれたことがあるのではないでしょうか。 厚生労働省が提唱する健康づくりの指標『健康日本21』の中で、健康を維持するために必要な野菜の目標量として定められており、350g以上とされています。

世界の野菜を摂る量は、世界のデータを見ると大きな差がある。

ほとんどの葉っぱ類には毒素があり、生の野菜は日本人には適さない。

野菜の栄養素は、日本人は海産物で摂ったりしてきたのです。

高血圧学会などで、エスキモーは塩のとる量1グラム、日本人は10グラムだから摂り過ぎだという。

エスキモーの寿命は50歳で、日本人よりはるかに短い。

塩を摂らないと寿命が短くなるのかも知れない。

ちなみに、長野県はダントツに塩の摂取量が多いが長寿です。

長野の男性は82.68歳で全国2位、女性は88.23歳で全国4位で長寿ですが、塩の摂取量は、長野県民の成人1人1日あたりの平均食塩摂取量は男性11.5g、女性9.6gです。

塩と血圧もほぼ関係ないので、日本人にとっての減塩は健康を害すことになる。

こうした日本人と外人の違いを知らないで、海外の栄養学や健康理論を持ってきて当てはめようとしても無理がある。

そして、長年に渡り間違った(日本人に適さない)食生活続けてゆくと健康と命に関わる重大な問題を引き起こします。

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