母はきれい好き、そして起きた 恐怖の出来事
母は とてもきれい好き。
だから うるさく飛び回るハエが気になったんでしょう。
私が4歳の時に建てた家は、汲み取り式のトイレ、ボットン便所というやつ。当然ハエがわきます。
不思議ですが、ハエが多くわく時期とそうでない時期がありました。ハエも動物と同じように繁殖に適した時期があったんでしょうか。
さておき、ハエが気になった母は殺虫剤を使ったんです。
私が玄関から、外に出た時 悲鳴も上げられず、飛び上がってしまいました。地面を埋め尽くすように、何かうごめいているんですから。
その後、母がバツの悪そうな顔で ”ハエ殺し入れたのよ”。
北海道の日照時間の多い地域ですから、便所のマンホールからあふれ出たウジたちは、カラカラの地面で長く生きられるはずもありません。そのプロセスはどうであれ、見事にハエを駆除できたわけです。
しかし、ウジは殺虫剤で一瞬で死ぬわけではないんですね。そこから逃げる力があるんですから。さすが、ゴキブリと同様に、生命力が強い!!