落ちるナイフをつかめるのか?その2――原油暴落で一段の不確実性
新型コロナウイルスの世界的な広がりへの懸念から急落過程にある世界株式相場。先週から今週にかけては原油価格の暴落という新たな要素が加わり、不確実性のステージが一段と上がっている印象です。9日のNYダウ平均株価は何と2013ドル(7.8%)の下げ。もちろん下げ幅は過去最大ですし、市場の認識としてもリーマン・ショック時との比較感が当たり前に語られるようになってきました。
さて、その急落を受けての10日の東京市場は波乱の展開。朝方急落した始まった後はじりじりと下げ渋り、結局は上げに