最強な部下の育て方
ニキチャコは考えた。
部下をもれなく戦力にする方法。
「使えない部下がいる!」って?
使えないのは部下?それとも…
はじめに
どうも、幸せ追求教師、ニキチャコです!
今回は、ひらめいたのはずいぶん前なんですが、ずーっと温めていた「最強の部下を育てる方法」についてです。
今までいろいろまとめてきましたが、補足説明に使える記事がそろってきたので、今回は夏季休暇、骨折中に一気に書いてしまおう!と決心した次第にございます。笑
さらっと書くつもりだったのですが、少し長くなりそうだったので、本気記事に昇華いたします!
さっそくいきましょう!
いや~な飲み会。笑
教え育てるというのが教育で、これは家庭でも、学校でも、社会でも、人間がよりよく生きていくためには不可欠なプロセスですよね。
社会人になって、飲み会とかに行くと、そこにいない人への悪口陰口のバーゲンセールが開催されることがあります。
もっと楽しくお話ししたいんですけどね。
できればそのような会には出席したくないなぁと思います。
「まじありえなくない?」
「それは人としてないわ~」
「普通~するよね?」
「ミスばっかりしてマジで使えない」
そういうのを聞くと、私はにこにこしながらいろいろ考えてしまいます。
使えない部下、その結果を責めても、その後良い結果が生まれるとは思いません。
最も避けたいのは、その後、その「使えない部下」さんが、責められ続け、自己否定ループに入ってしまい、本来のパフォーマンスを発揮できずに、その場を去ってしまうことです。
優れた上司の条件について、色々な人が色々なことを言っていますが、私がこれだと確信したものをお伝えします。
人を育てる優れた上司の条件
それは、部下のしなやかマインドを育てられるかどうかです。
「やりたい」「やってみたい」と思うかどうか。
「私にはできる!多分・・・できる!」と思うかどうか。
そして、良くないことが起こった時に、前向きに向き合い、乗り越えることができるか。
自分で自分をコントロールし、問題に取り組み、逆境をチャンスに変え、さらに意欲を高めて、自分の理想を追い求められるマインドです。
私が企業の採用担当であれば、そのような人材を探すと思います。
しかし、そのような人ばかりではないですよね。
だから、そのように成長していくためのサポートができる上司であれば、優れた上司だと思うのです。
もし部下がそのように成長できたとしたら、最強の右腕になると思いませんか。
もし、部下が10人いれば、その10人全員がそれぞれがものすごい力を発揮して、最終的には、何も教えなくてもよくなります。
右腕どころか、それぞれが勝手に動く千手観音みたいな感じです。
伝わります?笑
寄り添い、サポートができる
それぞれが自走していくためには、まず知らなければなりません。
走り方、転び方、立ち上がり方、そして休み方を。
我々にできるのは、それらを経験するのを、一緒に寄り添い、サポートしてあげることです。
ここで難しいのは、後ろ三つでしょう。
走り方
走り方は、それぞれが知っています。
走りたいと思えば走れるようになるので、欲求を引き出してあげればいいです。
転び方
転ぼうと思って転ぶわけじゃないですから、何かが良くないことが起こった時がチャンスです。その問題が大きければ大きいほどチャンスです。
立ち上がり方
立ち上がり方も、もう一度走りたいという欲求を引き出してあげることで解決します。
休み方
休み方は、「自分への思いやり」で解決です。
自分を思いやる方法を、一緒にやってあげれば、自然と自分でできるようになります。(下部の記事参照)
転び方・立ち上がり方を手伝える
「やりたい」と思うかどうか。その欲求を引き出せるか。
それは他人から言われるのではなく、自分でそう思うかがとても大事です。
つまり「やらなければならない」「そうあらねばならない」という義務ではないということです。
欲求は、未来を見ることで生じます。
結論、私たちにできるのは、一緒に未来について考えることです。
つまり、未来の自分はどうありたいか。と考えることをサポートするということです。
それは私たちが望む、その子の姿ではありません。
「こうなってほしい」という私たちが願っている姿ではありません。
私たちの願いなんて、その子にとっては重荷でしかありませんからね。
その子の人生は、その子のものですから。
(初任者をみている感じで、「その子」と言っています^^;)
その子が望む、その子の理想です。
自分の理想は、自分で決めるものです。
もしその理想がわからなければ、一緒に考えてあげましょう。
「どんな自分が理想?」「どんな自分で在りたい?」と問いましょう。
そして、味わいます。
周りの人はどんな声をかけてくれる?空気は?すがすがしさ、気持ちよさは感じてる?どんな気分だい?
そうすることで、どんどんワクワクするはずです。
このワクワクこそが原動力です。
原動力を得たら、次は問題の対処です。
対処の仕方は人それぞれ違いますし、業種によっても違います。
家庭の問題もあるかもしれません。
学校の教室の問題かもしれません。
そこはお任せします。笑
大切なのは、解釈です。今この瞬間をどう捉えるかの問題です。
理想の自分に近づくために、今この問題は起きているんだと解釈します。
「未来の理想の自分からすれば、『あのときの経験があったから、今こんなすごい自分に、好きな自分になってるんだよな。ありがたいな。ありがとうあの時の自分!よく耐えた!よく頑張った!』と思っているその『あのとき』こそが、今ここだよ。」
このように、未来の自分から見た今を見るのです。
今この瞬間に、何を学んだから理想の自分になれたのかを考えます。
未来の理想の自分に聞いてみるのです。
例えばこのように聞きます。
「理想の自分は何て言ってる?何を学んだって言ってる?聞いてみてごらん。」
「ここで、お客様の気持ちに寄り添って、自分の言葉を選ぶことを気を付けるようになって、お客様の態度ががらりと変わったし、営業成績も上がったんだよ。」
「友だちとのトラブルから、遊びたかったら、手を出すんじゃなくて、簡単に、一緒に遊ぼ~〇〇しない?って声をかければいいとわかって、それからはうまくいってるんだ。」
そんな風に、なりきって答えてもらいます。
何を学ぶかは、ほとんどの場合、自分の中に答えがあるのです。
もしそれでも、「わからないです…」となれば、例を出してあげるといいでしょう。
「もしかしたら、ここでクレームが入ったおかげで、お客様対応のコツをつかむのかもしれない?」
「この1回のミスで、この後30回のミスを防いだのかもしれない?」
このようにしていけば、起こった問題は、自分を理想の自分に近づけてくれる最高の手段になります。
その問題を前向きに捉えるのが難しいんじゃい!と思われた方。
おっしゃる通りです。これには慣れが必要です。
そのやり方や考え方は記事にまとめていますので、興味があればぜひ。!
未来の理想の自分を見ることで、「なりたい!」という欲求によるモチベーションを高め、未来からの視点で、今をよりよく解釈する。
そうすることで、問題は最悪な避けるべきものではなく、丁寧に対処して、自分の未来につなげるものとなります。
これが、しなやかマインドです。
逆境をものともしないので、自分と対話しながら、休みもとりながら、転んでもすっと立ち上がって、自分の行きたい場所まで、当たり前のようにいき、目標を達成します。
このような人材が、会社の利益になることは、間違いないと思います。
少なくとも教師であれば、そのような姿勢が子ども達に伝染していくので、もれなくみんながしなやかマインドになりますね。
また、安心して仕事を任せられると思います。
たいていの人は問題が起きたら、「うわ!やってしまった…最悪だ…」と悪く捉えるでしょう。そんなもんです。脳はネガティブなことが大好きですからね。
どうだって解釈できるのです。全部良いことだと解釈できるのです。
何かを失ったその裏で、他の何かを得ているのですから。
まとめ
このように、私が考える理想の上司は、成長を助けてくれる人であり、その後、転職したとしても使える力をつける手伝いをしてくれる人です。
また、自分自身の在り方を尊重し、大切にしてくれる人です。
欲求を引き出し、マイナスの問題をプラスに置き換えて、自分の力にする方法を経験させてくれる。そんな技術を持っている人です。
少なくとも、正しさを押し付けたり、自分の狭い世界の尺度で、陰口悪口を言ったりする人ではないですね。
そういった方々の部下は、かなり大変なのではないでしょうか。
辛い思いをかかえて生きているのではないでしょうか。
しかし、陰口悪口を言ってしまう人たちも、そうならざるを得ない人生を送ってきているわけなので、その人たち自身も大変な思いを抱えて生きているのだと思います。
みんなが幸せになれたらいいなと思います。
今回は「最強の部下を育てる」という内容だったので、このようなまとめになりましたが、もちろん、他にも良い上司の条件はたくさんあると思います。色々な価値観がありますから、何を望むかは自分で考えるべきです。
幸せ追求教師の視点では、このような上司がいいなというだけです。
あなたはどんな上司が理想だと思いますか?
ぜひ考えてみてくださいね♪
読んでくださり大感謝ー!!
この方法は、親、教師、会社の上司など、何かを教える立場の人にはすべてあてはまるものだと思います。
これを教育現場で形を変えて実践しているのが、私が行っている未来日記や選択教育です。
みんなしなやかなマインドを手に入れたら、みんな幸せになるし、この世界はもっとよくなると思うんですよね~。
ニキチャコはいつだって、みんなの幸せを願っています!
幸せ追求教師、ニキチャコでした!
それではまた~♪(^o^)/