洋服大好きだった20代の自分へ
中学生の頃に、クラスの友達に言われた一言がいまでも忘れられない。
「○○ちゃんて遊ぶときいつも同じ服だよねー」
中学は制服なので、休日に友達と遊ぶときだけ私服。そこでクラスの子が私の知らないとこで話していたらしいです。
当時の私は、あぁ確かに…と思いました。
でも、買ってもらえなかったし、買って欲しいとも親に言えなかったのでしょーがない。
そんな気にもせず中学を卒業し、高校へ行き、専門学校へ。
そこで気づきました。服がない…。
そう!専門学校は私服。制服生活ではなくなるのです。親もさすがに心配して服を買いについて来てくれたりしました笑
だって、田舎から離れて東京の学校に通うことになったんですから。
私の勝手な考えですが、通学初日の自己紹介である程度決まるんですよね。グループが笑
私の中で言うと、イケてるグループ、真ん中グループ、イケてないグループの3つです。
私は基本、イケてないグループ所属でした。
まぁ、今思えばこの考えのせいでたくさんのチャンスや友達を失ってきました。
グループ分けには見た目もかなり影響するので大変です。メイクバッチリ、ブランドバッグ持ってる、流行ってる洋服を着ている、可愛いなどなど。女子たちの目は鋭いです。
私は、スタートから明らかに田舎が滲み出てました。雑誌を買ったり読んだりすることもないので
流行りがわからない、メイクだって女子高校だったから日焼け止めするかしないか(むしろ生徒会と勉強の両立が大変でそれどころじゃなかった、イジメもあったし…)
でも、初日に友達はできました。
知らない土地で不安MAXな状態だったので純粋に嬉しかった!
そこから色々ありましたが、無事卒業して地元に帰り就職。
田舎は通勤が車なので会社着で出勤OKなとこが多いです。私もこれでした。
また私服から離れる生活。
ただ変わったことは、自分で稼ぐようになったこと。だからある程度自分で好きなものを買えるんです。
これが始まり…
私はここから数年、服やファッション関係のものを買いまくりました。
買っては捨て買っては捨て。中には買っても着てない服もたくさんありました。
今、思えば仕事のストレスを発散させる方法の1つになってしまっていたのだと思います。
恐ろしい…
30代になってようやくわかりました。
ファッションは自分が良ければ良いと。
最初頃の記事にもありますが、私は他人の目をやたらと気にしてしまう性格です。
他人のために生きてると言ってもいいくらい。
(良く思われたい、嫌われたくないの思いが強いのです)
30代になってすぐではないですが、他人の目を昔より気にしなくなりました。
不思議ですね。
自分に向き合うことが多くなった気がします。
何が大事で大切か。
それを考えて行動したいと今は思います。
他人じゃなく自分。
20代の自分へ
他人の目を気にすることは悪くない、他人のためにキレイになるのも悪くない。
人にどう思われるのかを考えられることは大事なことだと思う。でも、これだけは言わせて。
給料良くないんだから
お金、もっと大事に使って!!!