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コンサートに行く

数年ぶりにコンサートに行きます。
なかなか行けそうで実現しないのが観劇とコンサート。

「行きたいなあ、見たいなあ。」から「よし行こう!」となるにはちょっとしたタイミングが必要です。私たち世代は暇そうに思われていますが、若い時にはなかった、体のメンテナンスや治療のための病院通いが加わります。

映画なら三宮に出たついでにひょいと時間を作って観ることが出来ますが、コンサートとなるとなかなか。

LINEが届きました。10歳以上も年下からのお誘いをもらって、背中を押された感じです。ホテルでのコンサートに行くのも久々、それも一度は!と思っていた、西本智実さんとイルミナートフィル。何やら新しいタイプのオーケストラだそうです。世界で高い評価を受けている彼女のプロデュース。何年越しかの夢が叶いました!

今までは私が誘う方が多かったのですが、時は過ぎてお声をかけていただける年代になりました。ありがたいことです。

昭和時代の世代なら服装から食事、そして感動の余韻に浸るためのお茶の時間とひっくるめてのものでしたが、最近の人は合理的。
バブル時代と堅実時代の差がここでも表れているかのようです。

複数人なら、まずは「食事をどうする?」すると「私は済ませてからいきます。」
「えーすぐにメインイベント?」と言いたいところですが、すんなり「現地で会いましょう!」となります。誰も異議なし。

どちらがいい?残念!ではなくてその年代の捉え方があります。
私はどちらも経験出来てラッキーですし、今はこの一点合理主義が肌に合うというか体力的にちょうどいい!

バブルの時代は本当に時間さえもたくさんあるように見えました。
楽しむことには欲張りで、一つのイベントにあれもこれもとてんこ盛りにして、まるでデコレーションケーキみたいなもの!

主人とはポールモーリヤのコンサート。来日公演ごとに行きました。当時はフェスティバルホール。帰宅すれば同じものをLPで聞くほどのファンでした。
親子間でもあります。娘は私と似た楽しみ方をしますが、異性ということもあるのか息子は現地集合派。味気ないようですが親子で行くという照れくささもあるのでしょう。それに「せっかくいいもの見たんだから今日はちょっと贅沢しよう!」と言っても、「もったいない!」なんとまあ!
それは母親だから。だとは思いますが…。

話が逸れましたが、春から楽しいことがあって、いいスタートを切ったように思います。

今日もいい日にしましょう!




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