柴犬みたいに生きたい
たまに遊びに来る友達はうちのわんこを見るといつも「いいねえ!」と犬の生き方をうらやましがります。
彼女はとても素直で人の期待を裏切ることがめったになくNO!と言う言葉を発するとこちらがなんだか嬉しくなります。
「無理しなくていいよ。」と周りから言われるそうですが、本人は全くその感覚がないそうですが、いろんな人からとは外からも見て取れる無理!があるのでしょう。
柴にもいろんな性格がありまして…。動画でもいろんな柴が登場しています。
共通点と言えばツンデレの代表格。飼い主の思惑は全く通用しません。
こちらの都合で今日は朝から用事があるから、今のうちに「散歩に行こう!」と誘っても滅多にそのとおりになりません。
玄関から一番遠くの窓際に寝転んで、まだその気にならないというように寛いでいます。行きたいときは息遣いまでせわしなく何度も誘って玄関まで誘導するのに…。
今朝は夜中にサッカーを観ていつもの朝。なんだか小腹も空いたのでトーストと目玉焼き。ブロッコリーとエリンギのソテー。
それを見たからでしょうか?散歩より「私もごはん。」と目で訴えるというよりは「わかりませんか?私の今の心境!」と言いたげに微動だにせずお座りをしてアピールをします。
たまに息抜きで?手招きしても全く無視されるかと思えば突然撫でてと言うように頭を押し付けてきたりします。
お手とお座りは教えましたが、他のことは全く人の指示には従いません。
顔見知りのおじさんが「伏せは?お座り!」と言っても。「そんなこともできないの?」となり…。
いつもおやつをくれるおばさんたちには言われる前にキチンとお座りしてポシェットの中身を見つめます。なんだか計算高いみたいですが彼女なりの礼儀?なのかもしれません。
いつもいろんな人に気を使って毎日ぐったり疲れている友達は自分が疲労困憊しているとは思っていなかったみたいでいやなことや気乗りしないお誘いにも「ほんの数時間我慢すればいいんだ!」と自分に言い聞かせていたそうです。
巷ではパワハラ、セクハラが問題になって辞職会見をする情けない政治家。
会社では一人を追い詰める上司など少しは意識が変わったとはいえまだまだ声を上げると余計に居づらくなる場所もあるようで、急に優しくされるとこれはこれで気持ちが悪い。
お互いが丁度いいところを見つけられる関係ならいいのですが、比重が一方に偏り過ぎるといろんなところでひずみが生まれてきます。
「きっとお宅のわんこたちはストレスが無いのよ!」と言いますが、嫌なことばかりではなく、遠方に連れて行かれていくこともなく気持ちの上げ下げが無いのが一番なのかもしれません。
愛想笑いはしないけれど、顔見知りになると知らぬ間に足元に来て寝息を立てるニケを見て、嬉しくなって大きな声を上げたり撫でようとするとスルリと離れる。
行動より心のマイペースも大事なようです。
今日もいい日にしましょう!