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結婚相談所ニケクラブ

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仲人として婚活を通して一緒に成長出来たらいいなあと思い書いています。婚活に悩んだ時ひと休みして読んでいただけたら嬉しいです。
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仲人の仕事  こんな親子が増えた気が…。一つ目

最近、紹介された婚活希望者の親とご本人。 共通点があるようで…。 まずは決まって親御さんだけとの面談。その時に当人は仕事が忙しいという理由でお会いすることはありません。 「今日聞いたことを子供に話して相談します。」と判を押したように同じ答えが返ってきます。ゆっくりとは言いませんが「よく話して決めてください。次回はご本人にお会い出来たら嬉しいです。」と付け加えました。 その通りになったのは女性のかた1人。 出張や何やらでお会いできたのは1か月後。ホテルのロビーで午後2時待

仲人の仕事 もやもやはどこから

交際を終了して後悔するどころかホッとする人。「将来の絵が描けないなら本能的に直観が働いたんでしょう。結局ご縁が無かった。次に進みましょう!」 自分が断って何か悪いことをしたみたいに思う人。相手のことを思ってのことでしょうがお見合いには不要です。反対に断られて婚活さえやめてしまおうと凹む人。恋愛でフラれたような感覚になっていて自分を否定されたと勘違いす場合もあります。今活動しているのは結婚のためのお見合いです。恋愛相手を探しているのではないと言ってもなかなか分かってもらえませ

仲人の仕事 あ~母親とは

50歳前の一人息子。本人は焦っていないしもう結婚は面倒くさいと言っているそうですが、母親は世間体もあり何とかいい人!を見つけないとといろんな人に相談しているそうです。 昔ながらの仲人さんは引退したり、行動範囲も狭くなっていい縁談を持ってきてくれないらしいですが、それでもあと数年のうちに決めたいとは母親の願いです。 「もうどなたでもいいんです。」定番の始まり言葉…。 「ただ太っている人は嫌だ。それは自分も太っているので二人いると暑苦しいからと言うんです。」と笑いながら楽しそ

仲人の仕事 誰のための?

最近ひんぱんに大阪のおばさまから連絡が入ります。 「○○大学を出て、親はマンションを五棟も持っている。 年齢は50歳半ばの男性で、外車も二台!すごいでしょー」 「おうちは奈良の旧家で、すっごくおとなしいお嬢さん。 お母さんは踊りの師範で…。何しろお嬢様!」 「○○製薬の重役の息子。」 いつも一気にまくしたてる!勢いです。彼女の縁談条件はどこか共通点があります。 彼女とはつかず離れず、今だ連絡があるといった状態ですが、とてもパワーがあります。アラフィフ以上の人を何とかしたい

仲人の仕事 悩めるアラフォー

アラフォーの女性の結婚への条件は様々です。 相手の職業にこだわりのある人。年収?住む場所! さすがに容姿を一番に上げる人は少なくなりましたが、 好みの顔かどうかは気になるようです。 真面目なお嬢さんはこの年になって申し込んでくださる方には 有り難いと思っていると言いますが…。 それは入り口だけ?いざお見合いをしてみると20代の時よりも社会経験が豊富になったので人を見る目が出来たのか?いつの間にか話しながらもいろいろ観察する目で見てしまっている自分がいるそうです。 自分が

仲人の仕事 平成ジャンプ

最近はボランティアで縁つなぎをするご婦人が増えました。 自身の人脈を活用して○○さんのお嬢さんが相手を探しているらしい。△△さんの息子さんはもう50歳!お嫁さんを何とか探さないと孫の顔が見られないと聞くと居ても立っても居られないそうです。母親が一人増えたようなと言えなくもなく。 中には来年は50歳、母親に「お見合いはどうなってるの!」と言われて親子喧嘩になるケースもあります。 いちばん焦っているのは本人でその傷口を広げる一言…。 気持ちと行動。家族の期待! なかなかうまくか

仲人の仕事 親はがし

最近、幸せとは人によっていろいろで親子であっても、パートナーであっても違うのだとわかることがたくさんあります。 特に親はよかれと思って子供の幸せを願っていろいろ面倒をみますが果たしてそれが彼らにとっての幸せに当てはまるかは疑問です。 子どものことは母親の私が誰よりも知っているという過ちにも似た思い込みは、親孝行の子供にしたら重荷でしかありません。 親の愛情が身に染みるから余計に我慢してしまうというのはよくあることです。 親子であっても違う世界に身を置くようになるといろ

仲人の仕事  タイミングも運

半年前にこちらからお見合いの申し込みをした40代の男性。 なかなかお返事がないまま、もう一歩踏み込めない婚活迷い子です。 全く結婚がしたくないわけではなくさりとて何よりも優先して婚活にいそしむわけでもなく、最近の若もの?の感性はどこまでもアンニュイで流されていい、別にこのままでも構わない!と言う気持ちが漂っています。 親は早く!結婚して孫の顔を見せてほしい。 仲人の私と同い年の母親は専業主婦50年。お見合いで初めて顔を見た!と言うご主人は、親の勧めで何の疑いもなく結婚した

仲人の仕事 親の勘違い

知り合いから結婚相手を探している息子を助けてほしいと言われたので一度会ってほしいと言われました。 神戸の山手、閑静な住宅街に4階建ての建物。バブルの時によく見たしつらえの贅沢な一軒家だそうです。 その1階で宝石店。二階に48歳の息子さんと80歳の母親が住んでいるそうです。そちらの条件をいろいろ聞きましたが、実際お会いして…。ということになり、桜も満開の並木道をくぐってその館に着きました。 何とも上品なお母さまが、二階の玄関ドアから顔を出されました。 リビングに通されて一

仲人の仕事  写真と実物

会ってみたら全く別人だったというのはお見合いあるあるです。 途中で帰ろうかと何度も思ったという男性もいるようで、その点、女性は「全然違う!この日をちょっと楽しみにしていた私の時間を返して~」「あと少し我慢したら解放される。」となかなか辛辣ですが、一応話をして任務?を遂行します。そればかりを気にして何を話したかも覚えていないとはもったいないことです。 少し考えたら結果報告はその場ではないのですから、一生会うことのない人と今ご縁があって話している、共通点はお互い結婚相手を探して

仲人の仕事  時間がない

恋愛やお見合いに消極的な男性は、仕事が忙しいとか、大事な案件があって集中したい。また仕事が一段落しないと結婚する気にならないといろいろ理由を並べます。 かと言って結婚したくないとは言いません。誰かいい人がいればしたいと大体の男性はいいます。 数日前、速報で大谷選手の結婚!が流れました。 私も見るなり「えー!」となりなぜか続々とおばちゃんたちがLINEで「びっくりしたわー」とか「なんか寂しいわー」「お相手が日本人で良かった」「玉の輿!」まるで親戚みたいにいろんな感想を送って

仲人の仕事 女ごごろと…。

秋の空と昔は言いましたが、さて今はどの季節にも当てはまる?らしく、女性だけではなさそうです。 ころころ変わるとは何も若い人だけの事ではなく、シニアでもシルバーでもはたまたゴールドも! それは記憶の問題も年齢を重ねるとおきますが…。 あんなに熱を上げていた歌手や俳優が結婚した途端、冷めてしまったとはおばさん仲間でもよく聞きます。メディアに出ている人は大変だなあと気の毒に思いますが、やはり人気商売。自分が商品ですから致し方ないところでしょうか? 以前、プロフィールが出たと

仲人の仕事 ぬるま湯

母親の小言から逃れるため?に入会したかのような男性がいます。 自分でも四十半ば、そろそろ結婚しないといけないとは思っていても自分から婚活するのは格好が悪いというかめんどくさいと思っているかのようでした。 両親は二人とも七十を超えてそろそろ楽をしたい、商売を任せたいと思っているようで、顔を合わせれば「誰かいないの?いつまで一人でいるの?」と半ば脅迫に近い物言いになるそうです。 収入も十分あって、仕事も息子がやり始めての右肩上がり。 何を任せたいということなのかよくわからない

仲人の仕事 一足早い春

有り難いことに会員3人にお申し込みがありました。 「待てば海路の日和あり」ではありませんが、一人の女性会員は停滞気味のところの朗報。。 こんな時はヤイヤイいうのも良くないし、もともと、本人主導の相談所なので、水面下で動いてはいても静観を装っていました。小さくガッツポーズを私が取ったのは秘密です。 最近は女性だけにとどまらず、みんな周りからアドバイスめいたことを言われるのを嫌います。 かと言ってちゃっちゃと自分で決められるかと言えばそうではなく、助けを待っている!というち