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仲人の仕事 誰のための?

最近ひんぱんに大阪のおばさまから連絡が入ります。
「○○大学を出て、親はマンションを五棟も持っている。
年齢は50歳半ばの男性で、外車も二台!すごいでしょー」

「おうちは奈良の旧家で、すっごくおとなしいお嬢さん。
お母さんは踊りの師範で…。何しろお嬢様!」

「○○製薬の重役の息子。」
いつも一気にまくしたてる!勢いです。彼女の縁談条件はどこか共通点があります。
彼女とはつかず離れず、今だ連絡があるといった状態ですが、とてもパワーがあります。アラフィフ以上の人を何とかしたいと毎日忙しそうです。

しばらく連絡が無いと思っていたら…。
突然の電話がありました。あそこに素敵なお嬢さんがいる。ココに年収の素晴らしい男性。お金の匂いがすると言えば失礼ですが、そんなところに反応するし、成功している人が大好きです。

残念ながらこちらの会員さんとは合いそうにない人ばかりを伝えてきます。
彼女のいい条件とはやはり第一にお金持ちであること。昭和の戦後生まれ。苦労してきたからお金の大切さはその年代ならではで、そんな苦労はしてほしくないと。

年齢や外見、職業はあまり興味がない…。
と言ってもお見合いするのは彼女ではなくその先のかた。もちろん見た目だけで決める結婚は危険ですが、何があると幸せになれるかは誰にもわかりません。でも自分のないものを欲しがるではないですがそれが相手にあるならと思う気持ちもわかります。

仲人の人生経験だけでは難しい時代かもしれません。
今は多様化の時代。考え方もいろいろで収入だけに固執する婚活者は少ないようです。

私は何においても強引に自分の考えを押し付けられるのが嫌いなので相談される以外はさしたるアドバイスはしません。と言うよりできません。

ひとりで決められない、家族に相談できないからと言う方が多いのですが人生の中でも大切な決断。最後は自分の覚悟あるのみ!だと思っています。

そんなことはお構いなしに彼女は条件の良さを並べ立てて「よろしくね!」で終わります。あまりこちらの話も聞きません。

反対にその中にピッタリの人がいるかもしれないのですから私が壁になってしまうのも良くないとおもい、アラフォーの女性に聞いてみました。

彼女はもちろん収入も大切ですがそれより職業。こちらのこだわりも難儀ですがどのようにお見合いに進めていくか悩めるところです。

相談所にもカラーがあって婚活者は自分に合った方法を探すことから婚活は始まるようです。

毎日の酷暑に短めの散歩、たまに水浴びは好きではないけどその後のなんとなくが気に入っているニケです。

今日もいい日にしましょう!


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