長期休暇を「会社を辞めたつもり」で過ごすという発想のすすめ
こんにちは、日々にじゅうまると言います。
そろそろ8月の夏季休暇に入った方も多いかと思いますが、皆さんは今回の長期休暇をどのようにお過ごしでしょうか。
ゆっくりとご実家に帰省されて休む方も、どこかへ旅行へ行かれる方も、普段の疲れを十分に癒す過ごし方をしていただきたいなと思っています。
しかし、私の場合、長期休暇ともなると少しだけ憂鬱な気持ちもあります。
なぜなら、長期休暇明け、出社する時にどうしても気持ちが鉛のように重くなるからです。
皆さんにも、きっと思い当たることがあると思います。
長期休暇はゆっくりと体を休めることができる分、学校や会社に通う日常に戻る時のことを考えると、休暇中でも憂鬱な気分になってしまいます。
これは、「ブルーマンデー症候群」という名称で知られていますよね。
日曜日の終わりに入るサザエさんを見ると休日の終わりを感じてしまい憂鬱になることから、「サザエさん症候群」とも呼ばれています。
この状態では、せっかくの休みにも関わらず心と体を十分に休めることができません。
そこで、私が実践しているのが「会社を辞めたつもりで休む」という方法です。
この発想は、一見極端に聞こえるかもしれませんが、実際にはとても効果的です。
今回は、長期休暇を思いっきり休むために、私が工夫していることについてご紹介します。
なぜ「辞めたつもり」で休むのか?
「会社を辞めたつもり」という考え方には、いくつかの利点があります。
まず、仕事へのプレッシャーや責任感を一時的に手放すことができます。
長期休暇の期間中、仕事から完全に解放された!と思い込むことで、真の意味でのリフレッシュが可能になります。
多くの人が長期休暇を楽しむ中で、心のどこかで「この後また仕事に戻らなければならない」と感じてしまうことがあるでしょう。
その結果、休暇の最終日が近づくにつれて気分が沈み、休暇そのものを十分に楽しむことができなくなるのです。
逆に、私は「この休暇が終わっても、もう会社に戻らない」と思い込むことで、常に気持ちを軽くし、心から休暇を楽しむことができるようになります。
どのようにして「辞めたつもり」で休むか
具体的に「会社を辞めたつもりで休む」ためには、いくつかのステップが必要です。
まず、休暇に入る前に、自分の仕事を完全に終わらせるか、少なくとも次の業務開始日までに影響が出ないように整理します。
これにより、休暇中に仕事のことを気にする必要がなくなります。
例えば、重要なプロジェクトや締め切りが休暇明けに控えている場合は、休暇前に全ての準備を整えておくことが大切です。
次に、休暇に入ったら「会社のことは完全に忘れる」と自分に言い聞かせます。
仕事用のメールや電話は一切チェックしないようにし、会社からの連絡も必要でなければ受けないようにします。
もし万が一、仕事のことで悩みが頭をよぎったとしても、「もうこの会社には戻らない」と自分に言い聞かせ、その思考を手放すよう努めます。
さらに、休暇中は普段できないことに挑戦することもおすすめです。
新しい趣味に没頭したり、行ったことのない場所を訪れたりすることで、日常から完全に離れ、心身ともにリフレッシュすることができます。
「辞めたつもり」で休むことの心理的効果
「会社を辞めたつもりで休む」という考え方は、心理的に非常に効果的です。
これは、休暇中に仕事のことを考えなくて済むため、心の中に余裕が生まれます。
また、普段の仕事のプレッシャーやストレスから完全に解放されることで、心が軽くなり、リラックスした状態で過ごすことができます。
さらに、この方法を実践することで、休暇明けに仕事に戻る際も、新たな視点やエネルギーを持って取り組むことができるようになります。
つまり、長期休暇が本当の意味でのリフレッシュとなり、その後の仕事にも良い影響を与えるのです。
「辞めたつもり」で休むことへの周囲の理解
もちろん、「会社を辞めたつもりで休む」と言っても、実際に辞めるわけではありません。
しかし、この考え方を実践するためには、周囲の理解が必要です。
例えば、上司や同僚に事前に「休暇中は仕事の連絡には対応できません」と伝えておくことが重要です。
これにより、休暇中に仕事のことで悩まされることなく、安心して過ごすことができます。
また、家族や友人にもこの考え方を共有しておくと良いでしょう。
彼らがあなたの休暇中のスタンスを理解してくれることで、仕事からの解放感をより感じやすくなります。
休暇明けの再スタートに向けて
長期休暇を「会社を辞めたつもり」で過ごした後、実際に仕事に戻る際には、新たな気持ちでスタートを切ることができます。
休暇中にリフレッシュしたことで、これまでの仕事に対するストレスやプレッシャーが軽減され、新たなエネルギーで仕事に取り組むことができるでしょう。
また、この考え方を実践することで、長期休暇が単なる休息期間ではなく、自己再生のための重要な時間となります。
休暇明けには、新たなアイデアや発想が生まれ、仕事に対する姿勢も前向きになれると思います。
いかがだったでしょうか。
長期休暇を「会社を辞めたつもり」で過ごすという発想は、真のリフレッシュを得るための効果的な方法です。
仕事から完全に解放されることで、心身ともにリラックスし、休暇を心から楽しむことができます。
また、休暇明けには新たなエネルギーを持って仕事に取り組むことができ、長期的なパフォーマンス向上にもつながります。
この発想を取り入れて、次回の長期休暇をより充実したものにしてみてはいかがでしょうか。
この記事が、みなさんのお役に立てると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。