見出し画像

宿題はあったほうがいい。
姿勢は良い方がいい。
ノートはしっかりととったほうがいい。

教育現場では、これらのことができていれば、「良い子」という評価が与えられます。

しかし、その主語はいったい誰でしょうか?

私には、「保護者が」という主語のもとに述べられているように感じます。
とりあえず、宿題をやらせておいた方が、遊んでばっかりいなくて、勉強しているように感じて安心する。
とりあえず、姿勢がいい方が、しっかり勉強しているように見えて安心する。
とりあえず、ノートを書いていれば、しっかり授業に参加しているように見えて安心する。

大人が安心するためにやらせていないだろうか・・・。

宿題に価値があるのか?
姿勢を正すことに価値があるのか?
ノートを書くことに価値があるのか?
と問うと、本質を観ずに、型にはめてあぐらをかいている大人が見えてきます。

否定するつもりはありません。宿題で学びを深めている子は当然います。姿勢よく学びに集中できる子もいます。ノートで思考を整理し、学びにつなげている子もいます。
しかし、大人がやらせているのと子どもがやっているのでは、同じ見え方でも価値が大きく違ってきます。


教育現場で見えている子どもの姿。主語は誰だろう。

夏休みに入った今だからこそ、その主語を考えてみる価値はあると思います。


しんちゃん@三浦真司

サロン会員はセミナーの無料アーカイブ動画が見られます



いいなと思ったら応援しよう!