「うずまき」を描く前のステップ(曲線)フォルメン/シュタイナー教材17
◆大きく描く
直線のフォルメンを描くときにも書きましたが、
どんなフォルムでも、初めは大きく、徐々にサイズダウンしていくことが大切です。
歩いたり動いたりできるなら「からだを使って」、うでを動かして「空(くう)」に描いてみたり、黒板のような大きなところに描いてから、画用紙に初めて描く。それも、いきなりクレヨンではなく、指でなぞってから。
カタチを描くことだけではなく、その過程が大切なのです。
曲線でもおなじです。
フォルムをたくさん描こうとしないで、画用紙に二つか三つ、ていねいに描くようにしましょう。
◆文字の練習
日本語のひらがな、漢字はとても複雑です。
左から右へ、右から左へ。直線曲線が交差し、閉じたかたち、開いたかたち様々な組み合わせで出来ています。
肘から先を動かす大きな動作もあれば、
手首の関節をじゅうなんに使ってまがる動作、
指先の繊細な小さな動きまで
すべてを自在にコントロールできるよう
フォルメンはとても役に立つレッスンです。
◆うずまき にいたるまで
うずまき「らせん(螺旋)」は、一年生で取り組む大切なフォルムです。
上向き下向き、大小を交互にえがく、バランスなどをきれいに描くためには、先ほどの肘、手首、指先の協調が必要になるからです。
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