8月9日/お絵かきは描いているプロセスに物語がある
"絵は形に残るので、
"上手"とか"綺麗"などと、
結果的に表れた形で評価されがちです。
しかし、本当はそれよりも、
形になるまでのプロセスが
大切なことが多いのです。
子どもはお話ししながら
絵の世界を作っていくことがあります。
はじめは、紙の上に家とか
ビルなどを描いて町にします。
そのあいだにクレヨンの自動車を
走らせたりしていますが、
そのうちへが本当の町のように思えて、
クレヨンで街じゅうをあちこち走り回って、
絵はクレヨンの跡で
いっぱいになってしまうことがあります。
おとなから見ていると、
「ああ、その辺でやめておけば
ステキな絵なのに…」なんて、
ドライブの跡でいっぱいになった絵を
残念に思ってしまうこともあるのですが、
子どもにとってはその絵は単なる
"地図"や"ステキな絵"なのではなく、
自由に遊べる世界なのです。
子どもにとっては描いている
あいだの方がより大切なのです。"
<<子ども・絵・色>>
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