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3月11日/自分中心ではなく人間に結びつける授業

"すべてを人間に結びつけるときには、
人間中心の考察に偏らないことが大切です。

あまりに自分のことばかり考察しようとしますと、
「静観的なエゴイズム」に陥ります。

何かを人間に結びつけて考察するときには、
人間が「体」と「魂」と「霊」の存在であることを、
その都度示唆するようにしてください。

そうすれば、子どもは自分の存在の深みから、
からだを自由に働かせて、
手ぎわのいい仕事をするための
最上の素地がつくれるのです。

このようにして考察対象を人間に結びつける授業をしますと、
歴史によっても、地理によっても、物理によっても、
子どもたちを歌の歌える人に、
音楽的な人にする教育ができるのです。

子どもが自分のからだの欲する通りに
考えることができたとき、
教育はその本来の課題に応えたと言えるのです。"

         <<十四歳からのシュタイナー教育>>


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