子宮内膜症の治療体験記⑮〜様々な立場からのサポート方法〜
今まで細かく伝えてきたが、理由としては、子宮内膜症というものがこの世に存在することを知っていただきつつ、誰かの励みに、誰かの情報源になったら幸いと思ったこと。
今回がこのテーマでの投稿が最後になる。
様々な立場の方に向けて、励みと情報源になったらと思う。それぞれの立場の方へ向けて書こう。
【同じ病気で闘っている方へ】
症状も治療方法もそれぞれですが、この病気をまず知らない人が多く(自分も知らなかった)、理解してもらえることはなかなか難しいですよね。体の痛みはわかりやすいためサポートしてくれても、精神面はなかなか…。
だけど、我慢しないで、辛い時は辛い、痛い時は痛い、イライラする時もあるし、悲しくなる時もあるし、途方に暮れて自暴自棄になる時もあると、1人で抱えず誰でも良いので吐き出してください。身近にいなければ、私はよく活用してましたが、市区町村や都道府県の心の相談やこころの健康相談全国統一ダイヤル等で話してみてください。厚生労働省のホームページに、電話やSNS相談が記載してあります。
ここに同じく闘っている者がいます!この投稿が少しでも励みに寄り添えたらと思います。
【パートナーの方へ】
とにかく、話を聴いてあげてください。吐き出す場所になってあげてください。話したくない時もあるかもしれませんが、耳を傾け、心の痛みに目を向けてください。
痛みや先の不安によりイライラしてしまい当たってしまうかもしれませんが、広い心で受け止めていただけると助かります。
もちろん、体の痛みのサポートもお願いします。痛い時は何もできないので、なんでも手伝ってください。
そして、方法はそれぞれですが、リフレッシュを一緒にしてあげてください。
できれば、通院同行してあげてください。一人での通院、非常に心細いです。
個人差はあるかと思いますが、時には性欲なんてなくなることも多々ありますので、ご理解いただきたいです。なんなら、触れられることすらも嫌な時もあります。そんな時はハグをしてあげてください。
【家族や友人等の身近な方へ】
話を聴いてあげてください。
何か手伝えることがあるか聞いてあげてください。
できることがあるならやるって伝えてあげてください。
一緒にリフレッシュしてあげてください。
今まで通り変わらず接してあげてください。
【婦人科にて働いている方へ】
医療がなくして成り立たないのですが、体の痛みばかりに目を向けず、心の痛みや不安について可能であれば目を向けていただけると助かります。
その上で、言葉には気をつけて接していただけると助かります。
医療の中では当たり前なことでも、患者からすると不安でしかないので、温かな声のトーンで説明等をしていただけると助かります。
日々、忙しいと、ついつい口調が強くなりがちですが、小さなことでも傷つくので、口調にはとにかく気をつけていただきたいです。
そして、可能なら、産婦人科ではなく、産科と婦人科を分けていただけるとありがたいです。通院の度にたくさんの妊婦さんを見るのが辛いです。
【読んでくださった方へ】
たまたま読んでくださった方も多いとは思いますが、これを機に子宮内膜症というものを知っていただき、頭の片隅にでも知識として置いておいていただけると幸いです。
最後に、全ての方々へ。つたない文章でしたが、このようなテーマを読んでいただき、ありがとうございました。
自分の体験が誰かのちょっとした何かしらのプラスになれたらと思います。
気持ちはなかなか前向きにはいきませんし、これからの不安もたくさんありますが、それでも前進していきます!
生きているだけで丸儲け、と言い聞かせて、日々、楽しいことを探して、笑って過ごしていきます!人生、楽ありゃ苦もあるということで、楽しんだもん勝ちです!
私はこれからも闘いは続きますが、また何か共有することがあれば、続きとして投稿させていただきます。