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②-2 傷つきやすい理由は「かまってちゃん」?


ご挨拶

こんにちは。 けい と申します。
私はHSPを自認しており、これまで些細なきっかけですぐに
仕事つらい!!!辞めたい!!!という気持ちに支配されてしまい、
実際にこれまで13回転職を繰り返してきました。

数年前に、”HSP”という言葉を知り、自分がその性質を持っていることに気づきました。それからはHSPや生きづらさに関する発信を毎日貪るように調べ、ここ数年は少しずつ辛さに対処できるようになってきました。
現在は契約社員として入社した会社で社員登用制度を利用し、正社員として勤務しています。(現在2年目)

ただ今でも、つらい気持ちでいっぱいになってしまう時があります。
どうにかしてつらい気持ちに負けずに生きていきたい、
そして私のように繊細で自分に自信が持てない方が、少しでも楽に生きられるように力になりたいと思い、noteで発信をすることに決めました。

このnoteに記すのは、どこにも居場所を作れなかった私の
”生き残り戦術”です。

前回のおさらい


前回は、つらい理由の一つ「劣等感」について、
トヨタ式なぜなぜ分析を使って、原因分析と課題設定を行いました。

今回は、つらい理由の二つ目について、同じ方法で分析していきます。

2つめのつらいこと「他人の何気ない発言に傷つく」

これはHSPの方に限らずみんなそうかもしれませんが、
私の場合は特に、

傷ついた発言を反芻してしまう

ことが本当にきついです・・・。
心理学では「反芻思考」というそうです。

反芻(はんすう)思考とは、過去に起きたネガティブな出来事を繰り返し思い出し、抑うつ気分を増長させる考え方のこと。(リンク先記事より抜粋)

たった一つの嫌な出来事を何度も繰り返し考えることで、どんどん負の感情(悲しみ、怒り、悔しさ、自己嫌悪など)が増長してしまい、夜眠れなくなったりします。

私が実際にあった嫌な出来事の具体例としては、

  • 上司に声をかけた際に「今は忙しい」と話を聞いてもらえなかった

  • チャットで私が送ったメッセージに返信、リアクションがなかった

  • 「あなたはママだから」と言われ個人の人格を無視されている気がした

  • 私が作成した資料を他の人が作ったものだと勘違いされた

といったことがあります。

ここで明確にしておきたいことがあるのですが、

「相手は悪意がない」ということ

です。そのことについてはよく理解しているつもりです。

なぜなら、私も使う言葉をうっかり間違えて人を傷つけてしまったり、思ってもないことを言ってしまい後から後悔した経験があるからです。
知らず知らずのうちに人を傷つけていることもあると思っています。
人間だれもが、完ぺきなコミュニケーションを24時間いつでも出来るはずがない、ということは十分理解しているつもりです。

なのに、なぜこんなにつらいのか。早速、分析していきます!



トヨタ式なぜなぜ分析

聞いたことないよという方は以下の記事にわかりやすくまとめてあります

分析も2度目になりますので、さっそくステップに移ります。

ステップ1 問題が発生したら「なぜ?」を5回以上繰り返す


今回の問題は・・・

「他人の何気ない発言に傷つく」
・・・
ここから「なぜ?」という問いかけを繰り返し行います。

  ↓Why①?(なぜ傷つくのか?)

「自分のことを尊重されていないと感じる」

  ↓Why②?(なぜ尊重されていないと感じるのか?)

「普段から評価されていない、信頼されていないという不満を持っている」

  ↓Why③?(なぜ評価・信頼されていないのか?)

「社員登用試験に合格はしたけど、高評価※ではなかった」
※私の会社では、社員登用試験の際に評価がなされ、社員登用後に5つの階層のいずれかに配置されます(私はその一番下の階層でした)

  ↓Why④?(なぜ一番下の階層になったのか?) 

「面接で自分の強みについてアピールができなかったから、上司・上層部に認知されていない」

  ↓Why⑤?(なぜアピールできなかったのか?)

「自分の強みが何か理解できていない」

 ↓Why⑥?(なぜ理解できていないのか?)

「自己分析ができていない」


ステップ2 問題の根本原因を見つける

ステップ1を行い(今回はなぜを6回繰り返しました)、分かった問題の根本原因は・・・

私は、
そもそも自分の強みが何なのか理解できていない!ということでした。

尊重してほしい、評価してほしい、という承認欲求だけは人一倍強いのに、どんなところが評価に値するのか、自分でも分かっていませんでした。

私の友人で周囲からいつも慕われている人気者がいます。
その人は会社でも評価されているのですが、まさにその友人は、
「自分の長所をアピールするのが得意」な人でした!

アピールもしていないのに、評価してほしい私って・・・

私は”かまってちゃん”だったようです


ステップ3 発生原因に対し解決策を見つけ設定する

さて、原因が分かりました。次は解決策です。
これはもう一つしかないのでは?

見つけ出した解決策 それは・・・

自分の強み(長所)を見つけて、それを伸ばし、周りにアピールすること!

評価される、尊重されためには「ここが私の長所です!」っていうポイントを作ることが必要だと思いました。

自分の長所=強みが明確になれば、自分に「自信」が持てるようになれる気がします。。


ステップ4 解決策を実施し、有効かどうか検証する

解決策が設定できたら、あとは実施して本当につらさが解消
(もしくは減少)されるかの検証をしていきます。

今回は「強み・長所」を見つけるところが一番重要かつ難しい点だと思っています。なぜかというと、私は自分を客観的に見ることが大の苦手だから。

なので、「強み・長所」の分析は時間を取って実践していこうと思います。
(絶賛子育て中なので、「時間の確保」が一番の悩みの種なのですが・・・工夫していきます!)

こちらもまた投稿していきますね。

次回


ということで、次回はつらいことの3つめ

「自分の意見が言えない」について

同じ方法で深堀していこうと思います。

もし、私と同じように”つらい”という感情に頭を支配されて
抜け出す方法を考えられなくなってつらい時間を過ごしている方がいたら、

まず紙に書く→問題を文字にする→問題の分析をする→解決策を設定する

ということを、試してみてほしいです。
頭の中が整理されてかなりすっきりします。


ここまで読んでくださった方がいましたら、ありがとうございました。
続きはこちら

けい

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