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181日目 なぜ、体内時計のずれが老化と病気の引き金になるのか?


どうもこんにちわ!こんばんわ!
100日後に人生を変える副業サラリーマンです。


肥満は夜に作られる!

といわれると皆さんどう思いますか?


「なるほど、だから夜遅くに
食べるのはよくないのか。」

と妙に納得する方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか?


しかし、実は
そんな単純なことでは
ありません。


生物の進化の過程で
人間の細胞内には
ミトコンドリアという
エネルギー産生器官
備わるようになりました。


ミトコンドリアはもとはといえば
植物(の親せきにあたる位置づけ)であり
ミトコンドリアの先祖
が細胞内に取り込まれたもので、
酸素をもってエネルギーを作り出す
機能を持ちます。


ミトコンドリアがエネルギーを産出する
ためにはが必要なのですが、
日光には紫外線が含まれており
遺伝子を傷つけてしまうのです。


紫外線により
遺伝子が傷ついたらすぐに修復するための
エネルギーが必要となります。


そこで、夜間にエネルギーをため込み
日中にエネルギーを消費する、という
リズムが出来上がってきたのです。


さて、
人間には「時計遺伝子」というものが
あります。

「時計遺伝子」はその名の通り、
決まったリズムを刻む遺伝子で
時計遺伝子のリズムに合わせて
夜にはエネルギーを蓄えたり
昼にはエネルギーを消費する
ように
体が反応するのです。


研究では
時計遺伝子が何らか異常を
きたすと、正しく太れなくなる
ということがわかってきています。


正しく太れない、とは
脂肪などの通常のエネルギーの
貯蔵場所である皮下脂肪に、
正しくエネルギーが蓄えられず、
内臓脂肪にエネルギーが蓄えられる
ようになります。


貯蔵量が少ない
内臓脂肪にエネルギーが
蓄えられるようになってしまうと
蓄えきれなくなったエネルギーが
血流内にのり、高血糖の状態となります。

当然、高血糖は糖尿病などのリスクが
上がる状態
となります。


さて、いかがでしたでしょうか?


肥満が夜に作られる、というのには
理由があったのです。


正しい肥満が夜に作られなくなると
病気につながる、ということも
見えてきましたね。

そして、何より
時計遺伝子の時計に
ずれが生じることが
老化や病気の引き金になる
のです。


では、時計遺伝子の
時計合わせをすることは
できるのか、をお話してみたいと思います。

それでは、また明日。
楽しい1日をお過ごしください。

(前回の記事)




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