note歴2週間。スキというご褒美に、翻弄される自分が生まれそうで怖い。
おめでたいです。2週間。
日本画とアートセラピーの重なり合う領域を追求したい!という思いが止められなくて、ニッチさを承知で、需要も理解もされなくてもいい前提のもと、開き直りnoteを始めたのです。
2週間経過現在、投稿ごと10〜20スキくらいを頂いています。
note基準では超微細なボリュームなのでしょうが、自分基準では想像した以上の反応でした。
「あんらー!スキって嬉しかねぇ!」と、若い男の子に優しくしてもらって、頬を赤らめるおば様のような気分がしております。スキ下さって、本当にありがとうございます。
正直、このスキというご褒美に、翻弄される自分が生まれそうで怖いです。
私はSNSが、かなり苦手です。
知人が言っていました。
「たまーにしか作らない料理を、記念で写真アップしていたら、SNSが料理の写真だらけになって、すごくお料理好きなんですねーって言われる」
「わー、まさに情報操作だ!」と、その時の私は笑ったのです。
インスタ映えるために、散らかった部屋の一部だけ片付けて、自分の人生をキラキラして"見せる"ような感じ。
主体が他人になっていて、虚構に作り上げたウソの世界。そう思っていたから、SNSに意味が見出せなかったのです。
しかし実際、スキを頂くと、ご褒美に感じる自分がいて、ギョッとしたわけです。このままだと他人からの承認欲求オバケになってしまうのでは無いか。と。
上にリンクを貼った竹村俊助さんの記事に、こんな一文があります。
発信すればするほど、ぼくの考え方、性格、世の中の見方などが伝わっていき、「輪郭」がハッキリしてきたのではないかと思うのです。
この感覚は、すごく理解できるし、共感もあります。
例えば、竹村さんの文章から伝わってくる人格は、
「世の中の潮流をへえ!と思うような切り口で整理して伝えてくれるクレバーな人、でもサクッとした所もあって、気取らない感じ。」
素直に自分の文章を書いて、それが重なりあって厚みが出てきたとき、
読んでいる方の中に、ミズトレイって、こんな人っぽいというイメージになるんだったら…。う、嬉しい。
そして、結果的にそのアーカイブスが、自分へのリフレクションとして客観的にみられるツールにもなりそうです。それはそれで想像してみると楽しみです。
自分でも「お!我ながら面白い引き出し持っとるやん」と思えるのか、「ウハーだめだ、アカウント削除したいよ、黒歴史」と思うのか…。
需要がどこにあるか分からないニッチなテーマですが、
「ここがすごいよ日本画材!」とか、「手間がかかりすぎる日本画法、そこがいい。」など書いてみたい内容はまだまだ山盛りあるのです。
竹村俊助さんの投稿のおかげで自分の脳内が整理できたので、感謝です。
以上、note開始から2週間経ってみての感想でした。