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【読書記録】メンタルが強い人がやめた13の習慣/エイミー・モーリン 著

「すぐに結果を求める」のをやめたら、心が楽になりました。

おはようございます!
65冊目の読書記録やっていきます。

今回は、『メンタルが強い人がやめた13の習慣/エイミー・モーリン 著』について紹介していきます。


なぜ、この本を選んだか?

メンタルが強くなりたく、この本に興味が湧きました。

僕は昨年9月に適応障害になったのですが、長時間労働、人間関係、クライアントなど多くの要因が重なり、ダウンしてしまいました。

当時と比べて、自分の限界も知り、あまり無理をしてはいけないという新たな価値観も手に入れたのですが、また同じような環境に遭遇してしまうかもしれません。

そのときに、メンタルが強ければ同じようにダウンすることはないと思うので、メンタルを強くしたいのです。

どんな本?

著者はセラピストです。

著者は母と最初の夫を26歳の時に亡くし、再婚をするも、新しい夫のお父さんが亡くなるという、大変な時期を経験します。

その経験から考えられた、メンタルが強くなるためのやめるべき13の習慣が紹介されています。

目次にも繋がるのですが、13の習慣とはこちらです。

01 「自分を哀れむ習慣」をやめる
02 「自分の力を手放す習慣」をやめる
03 「現状維持の習慣」をやめる
04 「どうにもならないことで悩む習慣」をやめる
05 「みんなにいい顔をする習慣」をやめる
06 「リスクを取らない習慣」をやめる
07 「過去を引きずる習慣」をやめる
08 「同じ過ちを繰り返す習慣」習慣をやめる
09 「人の成功に嫉妬する習慣」をやめる
10 「一度の失敗でくじける習慣」をやめる
11 「孤独を恐れる習慣」をやめる
12 「自分は特別だと思う習慣」をやめる
13 「すぐに結果を求める習慣」をやめる

この本から特に改善しようと思ったポイントを紹介したいと思います。

ポイント① 「すぐに結果を求める習慣」をやめる

13個ある中でも、僕は特にこの習慣が強いように思います。

良くも悪くも行動力と瞬発力があるので、成果が出ないと思うと次へ次へと焦ってしまいます。

これは自分だけではなく、会社でもスピードを求められるので、そのせいもあるのかなと思います。

コスパ・タイパなどまさにそうですよね。

「すぐに結果を求める習慣」を改善したいと思いました。

この「すぐに結果を求める習慣」のまとめとしてのまとめはこちらです。

メンタルを強める習慣
○目標達成かかる時間や難しさについて、現実的な期待をはぐくむこと。
○自分の進捗をはかる、正確な方法を見つけること。
○旅の途中で、何かを達成するたびにお祝いをすること。
○ネガティブな感情に、健康的な方法で対処すること。
○誘惑に負けないように、計画を立てておくこと。
○長期的にマイペースでいくこと。

やめたい思考習慣
×すぐに結果を出せる、と期待すること。
×物事がすぐ改善されなければ、進歩していない、と思い込むこと。
×旅の終わりまで、お祝いを先送りすること。
×焦りや苛立ちが行動に影響を及ぼすのを許すこと。
×自分には、どんな誘惑にも負けない意志力がある、と考えること。
×目標達成に必要な作業を避けたくて、近道をすること。

『メンタルが強い人がやめた13の習慣』より引用

なるほど!

焦ることはやはり良くないのですね。

SNSなどでの成功をしている(本当に成功しているかはわからないけど?)人の、はじめて○ヶ月でフォロワー○人などと見ると、自分なんて全然成功していないなどと落ち込み、焦ってしまうものですが、それは気にしなくていい。

マイペースって大事なんだと思いました。

人にマイペースって言われるのはイヤですが(笑)

のんびり長くやっていきたいと思いました。

ポイント② 「自分を哀れむ習慣」をやめる

普段はそこまで落ち込むことはないのですが、疲れたり、ストレスが溜まってくるとこの思考が強くなります。

「こんなに努力しているのに、全然できていない」
「自分は本当に運が悪い」
「ほかの人たちは、もっと楽な人生を送っている」

こんな感じのことをよく思います。

しかし、この思考は良くありません。

この自分を哀れむ思考は、次のような弊害があると書かれています。

  • 時間のムダ

  • ネガティブな感情がふくらむ

  • それが現実になる

  • ほかの感情と向き合えない

  • 人生のよい面を見落とすから

  • 人間関係を妨げるから

本当にムダで、マイナスなことばかりですね。

やめましょう!

この「自分を哀れむ習慣」のまとめとしてのまとめはこちらです。

メンタルを強める思考習慣
○現実を把握する。そうすれば、状況が大げさにとらえずにすむ。
○状況に対する過度にネガティブな思考を、より現実的な思考に置き換えること。
○積極的に問題解決に取り組み、状況を改善する道を選ぶこと。
○アクティブに、自分を哀れんでなどいられない行動を取ること。たとえそんな気分でなくても。
○毎日感謝すること。

やめたい思考習慣
×「私の人生は、みんなの人生よりひどい」と思い込むこと。
×「何てひどい人生なんだろう」と、過度にネガティブな思考にふけること。
×状況に対して受け身なまま、自分にできることではなく、自分の感情だけに目を向けること。
×気分がよくなる経験や活動をしないこと。
×持っているものより、持っていないものにこだわること

『メンタルが強い人がやめた13の習慣』より引用

気づきになったのは、うじうじしてしまうときは、大体行動していない時にぐるぐると思ってしまいます。

しかし、そこは意識的に行動するのがいいのですね。

走ったりすると、うじうじなんてできません。

今度、ネガティブモードになれば、走る、もしくは階段ダッシュをしようと思います。

ポイント③ 「どうにもならないことで悩む習慣」をやめる

こちらの記事にも書きましたが、変えられることができることと、変えることができないことの区別はとても大事なようです。

しかし、これがなかなか難しい。

感情的になったりすると、本当に一瞬で忘れてしまいます。

どうにもならないことで悩むことで次のような弊害があるようです。

  • 不安が増す。

  • 時間とエネルギーをムダにする。

  • 人間関係を損なう。

  • 人を厳しく裁くようになる。

  • すべてにおいて、いたずらに自分を責める。

とてもよくないですね!

どうにかできることだけ努力しましょう。

この「どうにもならないことで悩む習慣」のまとめとしてのまとめはこちらです。

メンタルを強める思考習慣
○周りの人に仕事や責任を委ねること。
○必要な時には、助けを求めること。
○自分が何とかできる問題の解決に、心を注ぐこと。
○人を支配するのではなく、影響を及ぼすことに重点を置くこと。
○何に自分の支配が及び、何に及ばないのか、バランスの取れた考え方をすること。
○結果をすべて自分の責任にしないこと。

やめたい思考習慣
×ほかにきちんとできる人がいないから、すべてやろうとこだわること。
×助けを借りなくてもやり遂げられるはずだからと、すべて一人でやること。
×思い通りにならないことなのに、どうすれば事態を変えられるかに、時間を費やすこと。
×相手の気持ちを考えず、自分の思い通りに動かそうとすること。
×どうすれば思い通りにできるかで、頭をいっぱいにすること。
×ほかの要因が影響していることを認めず、最終結果に全責任を負うこと。

『メンタルが強い人がやめた13の習慣』より引用

僕は、他の人に頼るよりかは、自分ですべてやってしまうことの方が強い傾向にあります。

これはよくない傾向だったのですね。

責任も仕事も自分で抱えすぎないように改めようと思います。

感想

最後までお読みいただきありがとうございました。

13個の中の3個を取り上げたのですが、自分の中で納得のいく改善部分があると思いました。

メンタルの力を高めることで、次の3つのメリットがあるそうです。

  1. ストレスに強くなる

  2. 人生への満足度が高まる

  3. 業績が上がる

また、訓練が大事だそうです。

さすがに、本を読むだけでは習得できないですからね。

引き続き、この本を読んでみたいと思いました。

メンタルを強くしたい人にはお勧めです!

ではでは~。


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