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【読書記録】脳の名医が教える すごい自己肯定感/加藤俊徳 著

おはようございます。
本日で44冊目の読書記録やっていきます!

今回の書籍は、『脳の名医が教える すごい自己肯定感/加藤俊徳 著』です。


なぜ、この本を選んだか?

僕は自己肯定感が低い方だと思います。

あまり自信がありません。

自己肯定感が低いことにより、あまり積極的に行動をしていない気がします。

そして、自己肯定感が高い人の方が、人生を楽しんでいそうな気がします。

自己肯定感のことを知り、人生を楽しみたい!

このような思いで、この本を手に取りました。

どんな本?

この本は、全5章で構成されています。

第1章 「いい自己肯定感」と「悪い自己肯定感」がある
第2章 ありのままの自分を受け入れるすごい自己肯定感10の強み
第3章 脳の中から「自己肯定感」を追い出す方法
第4章 自分を肯定する基準をつくる
第5章 あなたの脳に自信が宿る10の習慣

自己肯定感について、あまり知らないことが多かったのですが、この本はとてもわかりやすく、自己肯定感を学ぶことができました。

逆に自己肯定感を持ちすぎることがよくないなども興味深かったです。

それでは、この本で学ぶことができたポイントを紹介していきます。

ポイント① 自己肯定感の低さは、自己認知が影響

どうして、自信がある人とない人がいるのでしょうか?

それは、自己認知が起因しているのだそうです。

自己認知とは、このようなものです。

自分をどう認識し、どんな人間だと自分で判断するか?
これを心理学の用語で「自己認知」と呼びます。
自分の価値観や性格、長所と短所を、自分自身で認識することです。

『脳の名医が教える すごい自己肯定感』より引用

自分のことを、

・「自分はできる」or「自分はダメだ」
・「人よりも能力が高い」or「人よりも能力が低い」

どのように自分の事を判断するかで、自己肯定感or自己否定感のどちらに傾くかが変わってくるのだと思いました。

また、これは脳の癖なのだそうです。

癖なら、トレーニングで、変えられるということですね。

ポイント② 「他律性自己肯定感」と「自律性自己肯定感」

自己肯定感にも2種類あるそうです。

それが、「他律性自己肯定感」と「自律性自己肯定感」です。

他律性自己肯定感

  • 社会評価に基づいた自己肯定感。

  • 社会的な評価や基準での自己肯定感のこと。

  • 時代や環境でコロコロ変わり、非常に不安定です。

自律性自己肯定感

  • 自分の内的な基準に基づいた自己肯定感。

  • 根本のところで自分を認め、受け入れているので強い。

  • 一部のエリートだけでなく、どんな人でも感覚を持つことが可能。

  • ありのままの自分を受け入れることができる。

この本では、他律性自己肯定感よりも自律性自己肯定感のことをお勧めされていました。

また、自律性自己肯定感には、以下の10個の強みがあるそうです。

1.ストレスに強い
2.仕事ができる
3.人間関係力が高い
4.「怒り」をコントロールできる
5.嫉妬することが少ない
6.孤独に強い
7.「集中力」と「やる気」が高い
8.失敗を恐れずチャレンジする
9.創造性に富んでいる
10.おのずと成功への道が開ける

詳細はぜひ本で調べて欲しいのですが、ここまで見ても自律性自己肯定感は最強です。

伸ばすべきは他律性自己肯定感ではなく、自律性自己肯定感なのですね。

ポイント③ 自己否定をスパッとやめる方法

「自分はダメだ。」

このように鬱モードになったときに、自己否定をやめる方法が紹介されていました。

全部で7個紹介されていました。

1.「右脳」の自己否定を「左脳」で抑える
→「右脳」=非言語。「左脳」=言語。
自分の強みを言葉にして再認識する。

2.「おうち時間」を減らす
→SNSやインターネットなどは「知識経験」。
体を動かし、体感したことは「体感経験」。
自己肯定感が低い人は、体感経験が乏しい。

3.「運動」で肯定感を高める
→自己肯定感が低い人は体を動かすことが苦手な人が多い。
「筋トレ」や「ランニング」をしている人ほど自己肯定感が高い。

4.「目標のない生活」から「目標のある生活」へ
→目標を持ち、計画を立て、努力しながら実行する。
自己肯定感が高まる。

5.将来の選択肢を増やす
→選択肢を複数持つことで、パニックにならず、自己否定にもならない。

6.肯定感が上がる人とつき合う

→人間関係は数よりも質。
他人の悪口ばかり言う人は避ける。

7.「自分基準」をつくる
→他人軸ではなく自分軸が大事!
自分の価値観や大事にしていることなどを思い出す。

僕は、適応障害になったときには、自己肯定感がとても下がりました。

この内容から2つ思いつきます。

一つ目は、自分軸がいっさいなかったからです。

残業時間が多く、会社での評価に支配されていました。

自分の価値観が後回しになっていました。

しかし、このnoteのおかげで改善しました。

書くことはイヤでも自分と向き合うことになります。

自分が大事にしているものがなにか。
自分の強みがなにか。

そのようなことに向き合うことで、自己肯定感が回復しました。

二つ目は、運動がまったくできていませんでした。

仕事では、ずっと座りぱなし。

休みの日にも出かける元気なんてありません。

煮詰まったり、考え込むと、やはり体は動かした方がいいのですね。

上記7つは自分の身を守るためにも、習慣にしておいた方がいいなと思いました。

感想

最後までお読みいただきありがとうございました。

余談ですが、この本には孔子の言葉が載っていました。

とってもいい言葉だと思いました。

疏食を飯い、水を飲み、肱を曲げて之を枕とす。楽しみ亦た其の中に在り。
不義にして富み且つ貴きは、我に於て浮雲の如し。

孔子

めちゃくちゃ難しいですが、このような意味なのだそうです。

(粗末な食べ物を食べ、水を飲んで肘を曲げて枕にして寝る。本当の楽しみがそこにある。人の道に外れて豊かで優雅に暮らすことなど、自分にとってまったく意味のないことだ。)

ミニマリストの精神はこの頃からあるのですね。

ミニマリストは自分軸がしっかりしているからこそ、できることだと思います。

自律性自己肯定感を高めたい!

そう思える本でした。

ではでは~。

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