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リベンジ登山は山小屋泊で無理なく楽しく 

昨年登頂できなかった山があります。八ヶ岳の硫黄岳。難しいコースではないのだけどガレ場と天候不順で「怖い」と76歳(当時75歳)の夫がビビッてしまったので、無理はいけない、とそこから引き返しました。

今回再チャレンジしてきました。天気の良い日を選び登山2日前に山小屋を予約しました。前回は山小屋泊はしないで日帰り行程でした。

10月20日(日) 1日目

4,02km 1:29:56

登山口の桜平駐車場に車を停めてスタートなのだけど、カーナビには入らず、分岐点の「唐沢鉱泉」というところを入れました。桜平下・桜平中・桜平上と3つの駐車場があり中に停めました。トイレもあります(100円の協力金)

分岐点から5kmぐらい悪路です。わたしはガレ場の登山よりこの悪路が怖い。対向車がくると退避場まで下がり譲り合います。

ここから登山道
30分ぐらいで夏沢鉱泉に到着。100円の協力金でトイレをお借りしました
1時間30分ぐらいで宿泊する山小屋に到着 15時過ぎぐらい。


テント泊もあります
まずは山の水で水割り
男女別檜風呂があり、17時まで入れます
夕食は18時から 桜(馬肉)鍋
薪ストーブ
山の本がいっぱい

消灯は20時30分。

10月21日(月)2日目

朝食6時 
山の水をいただいて出発 凍結防止に水は流しっぱなし
9.01km 5:04:53

昨年と違うルートで赤岩のかしらから周ります。

赤岩の頭 1時間ぐらい
赤岩の頭から硫黄岳が見えます
7つのケルン(石を円錐形に積んだもの)が遠くからでもわかります
今回の難所頂上近く ノブリンは怖がっていたけど大丈夫でした
硫黄岳登頂!2760m
頂上付近のケルン

昨年上ったコースを下ります。

昨年はこのケルンのところまでこれませんでした。

ああ、ここだ。昨年ガスっててガレ場が怖く見えたところ。ここで撤退したんだ。下から見るとやはり怖いけど天気が良いので視界がよく恐怖感はない。

夏沢峠の山びこ荘・ヒュッテ夏沢が見えてきた(休業中)
宿泊したオーレン小屋も見えます。
夏沢峠到着 コーヒーとクッキーで休憩

オーレン小屋に戻り、つくっていただいていたおにぎりを食べてから下山。
桜平の駐車場に戻ります。

昨年登頂できなかったからこそ今回は、用心深く天気予報を何度も見て、山小屋に泊まるという身体にやさしい計画でした。

できなかったことがあるということは、次の目標になり反省を生かして挑むことができる。昨年できなかったことが今年はできた、ということが前に進む感じがしてうれしい。

61歳と76歳。やりたいこと、行きたいところ、できること、できないこと、広くなったり狭くなったりするけど、できりだけ長く楽しんでいきたい。
(10月20日~21日)