家が好きな人は自分のスキを大事にする人
色々な家に住んできました。風呂なし四畳半トイレ共同、当時23000円の家賃のアパート。2LDKのマンションを購入して犬とふたりで住んでいたこともありました。
好き、って言葉使うことなくただ孤独に生きていただけの頃。家が好き、っていう余裕もなかった。
わたしが家を好きになれたのは、ふたりで暮らしてから。この本に登場する人たちは、ひとり暮らしです。ひとりの、自分の家が好き。日常のちいさなしあわせがたくさんある、あたたかい本です。
家が好きな人 井田千秋
微熱さんのブックカフェで物々交換した本です。
オールカラーコミック&イラスト集だけど大人の絵本のよう。シックでクラシカルな感じの淡い色彩が目にも心にも優しい。
5人の女性の部屋、それぞれの暮らし。
好きなものに囲まれて、居心地の良いおうち時間。ご飯をつくったり、ゴロゴロ寝たり、映画を観たり、姉妹でご飯を食べたり、仕事をしたり。
彼女たちのお気に入りの雑貨も丁寧に描かれていて、欲しくなっちゃう。ランタン、食器、いいなぁ。
2軒目のカエさんは、アルミなべ焼きうどんに卵
と天ぷらを野菜を入れてつくるのだけど、それを食べているカエさんがとても真剣で好き。食べることにきちんと向き合っている。
1軒目のササさんのつくる、ポテサラトーストと千切りキャベツ+ツナトーストつくってみました。
千切りキャベツ+ツナ+マヨネーズ+黒胡椒とベーコンと卵入りポテサラ。
トーストにそれぞれをのせて、チーズを加えて焼きます。
ポテサラトーストはボリュームがあり、味変のソースもコクが出ていい。キャベツとツナも美味しい。
大好きな家で食べるご飯はなんでもおいしい。
引っ越ししたばかりの新しい家。
好きなものを少しづつ揃えていきたい。