なんだかわからないものがくれる小確幸
ささやかな自分の毎日の中で、仕事や人間関係、SNS、家族、友だち、人がいると助けてくれることも疲れることも、うれしいことも、悲しいこともたくさんあります。
イライラしたり、もやもやしたり、泣いたり、笑ったり、怒ったり。
ストレス解消法って、人によって違いますよね。好きな音楽を聴く、お風呂に入る、寝る、食べる、運動する、好きなことをする、noteであったり、SNSでつぶやいたり。
ひとりであったり、誰かがいたり。
「人」でない、なんだかわからないものが美味しいもので寄り添ってくれるやさしい漫画です。
疲れた人に夜食を届ける出前店 中山有香里
人ではないなんだかわからないものは、クマ、サケ、ゴリラ、ネコ、まっくろいコ、ネズミ、天使、魔王、犬。
彼らが疲れた普通の会社員や、社会になじめず引きこもっている人、子育てに疲れている人、泣いている女の子、モヤモヤがつもっている子、疲れすぎてお風呂に入るのが面倒な人、明日がくるのが嫌な人…に美味しいものを届けてくれます。
おにぎり、卵焼き、ウィンナー、しょうが焼き、豚汁、ホットケーキ、鮭茶漬け、カレー、オムライス…。日常のいつものだけど、それを誰かが作ってくれるのってうれしい。
ネコさんのは、牛こまでしたが豚バラ肉で。椎茸、茄子も加えました。
スイーツもあります。モンブラン、ロールケーキ、ドーナツ、スコーン・・・。手作りのもありますがコンビニスイーツも。
きょう帰ったらケーキがある!
そう思って1日をのりきる人もいます。
なんでもいい、好きなたべもの。
気負わず日常の中にあるなんでもない美味しい食べもの。
村上春樹さんが言ってますね。
少確幸 小さいけど確かな幸せ。
人でない、なんだかわからないものだからこそ身体にも心にも届くのかもしれません。
なんだかわからないもの、大事にしたいと思いました。
ありがとうございました。
ごちそうさまでした。